Bluetooth mini Keyboard iClever IC-RF03 のレビューです。
動画レビュー
当レビュー動画では「日本ファルコム音楽フリー宣言」
http://www.falcom.co.jp/music_use/
に基づいて以下の楽曲を使用させていただきました。
PALACE OF DESTRUCTION/イースI&IIクロニクルズ オリジナルサウンドトラック/Copyright(C) Nihon Falcom Corporation
ちっちゃい無線キーボードです
わたくし、ちっちゃいものが大好きです(枕詞
ガジェットでも小さくて便利な子にはグっとくるので、色々手を出してしまいます。
十年ほど前に秋葉原のショップにて見つけた無線式の小さなキーボードに魅了されて購入したのも当然の流れでした。
その時のキーボードは手のひらサイズでバッテリと USBドングルが収納されていて、PC に繋げばすぐに使えるキーボードでした。
出張時や客先に常に携帯し、実用と見せびらかしに活用しました。
キー入力が使い過ぎで怪しくなってきましたが今でも使えます。
それ以来、スイッチ類が劣化で怪しくなってくると、その時に出回っている類似品に買い替えてきて今に至ります。
今回のレビュー品で 4台目となります。
最近の私が購入する基準は以下の通りです。
・手のひらサイズ
・バックライト付
・Bluetooth
・充電式
・充電ケーブルは汎用型
・ファンクションキー付
・マウスもしくは代替機能付
これらを満たしている場合に手を出します。
一つでも欠けていると見送ります。
そんなわけで 3台目の母音キーがチャタリングを頻繁に起こすようになったので新しいキーボードを探していて目に留まったのが今回の品。
同じ系列のキーボードを買うほうが安心だったんですが、見た目の形状が今までのものと明らかに違っていた本製品をチョイス。レビュアーの性ですね…。
今までのキーボードたちより明らかに安価で少々不安だったんですが、ただ一点を除いておおむね許容範囲でした。
数年前からワケあってフルキーボードとマウスを座って使う、という事が出来ないので、すべて無線小型キーボードだけで PC を操作しています。
もちろん、すべての文章入力、レビューの動画作成、素材編集など、すべてこのキーボードで行っています。
慣れるとどうにでもなっちゃうものですね\(^o^)/
現在、このキーボードと Windowsタブレットの組み合わせですべてこなしていますが、タブレットとの相性はバツグンですね。
このキーボードさえあればタブレットはノート風に化けます。すごく快適。
リビングPC やスティック型PC とも相性はいいでしょう。
開封しましょう
パッケージは分相応にコンパクト。
中には、本体、Hisgadgetの保証カード、充電ケーブル、英語説明書が入っていました。
保証カードは Amazon でレビューしたら連絡してよ、とか、1年保証だよ、などと書いてありました。
充電ケーブルは microUSB タイプで、汎用品が使えます。これはありがたい。
キーボードはこんな感じ
キーボード本体は歴代の使ってきたキーボードたちとほぼ同じサイズ。
持ってみたときにずいぶん軽いと感じたんですが、今までの機種は約 100g だったのに対し、この機種は 77g とずいぶん軽量でした。
筐体素材が完全樹脂化して軽量化したせい?とも思いましたが、多分理由は違うようです(後述)。
本体右上にインジケータLEDが並んでいます。
ちょっとまぶしいです…。
下部に充電用 microUSBコネクタがあります。
今までの機種は miniUSB コネクタでしたが、これも時代でしょうか。今は microUSB のほうが確かに便利です。
充電中は赤いLED、充電完了で緑のLEDが点灯します。
キーの数が少ないので色々と Fnキーとの併用になっているのは仕方ないです。
Del は Fnキー+BSキーだったりします。
私の要件に挙げているファンクションキーも Fnキーとの併用になっていて、最上段にはマルチメディアキーが並んでいるのも最近の流れでしょうね。
以前は最上段に独立したファンクションキーがあって Fnキーとの同時押下でマルチメディアキーだったものですが…。
キートップの形状が平行四辺形や台形になっています。
ほぼ中央で平行四辺形の向きが換えられていて、狭いキーピッチの対策手段になっています。
歴代のものは正方形でしたが、困ることはありませんでした(^^;
キー配列と刻印は一致しています(^^;
英語配列で一致していなくても、体が覚えているので一切気にはならないんですが、人間とはすごいもので、3台目までの英語キーボードを使えば体が勝手に対応します(^^;
歴代キーボードとの大きな差異として、本体上部左右にマウスの左右ボタンがあります。
今までの機種だとパッドの下、カーソルキーの左右に配置されていましたが、それに加えて上部にもありました。
キーボードをホールドして使うときについうっかり人差し指で左クリックを誤爆してしまうことが多発しましたが、最近は慣れてきました(^^;
マウスボタンが複数ついている利点として、どれかが壊れても代替できる点があります。現に左上のボタンはすでにクリック感が失われているので(^^;大変助かっています。
見た目の差異として下部のオレンジの部位がありますが、最初何らかのボタンかと思っていたら、ラバー製の滑り止めでした(^^;
私の使用スタイルでは一切触れないので全く無意味なパーツです。
あと、今まではレーザーポインタが標準装備されていて地味に便利でしたが、本製品にはレーザーポインタは付いていません。
今まで使っていた EWin系のものも、今は LEDライトに置換されているものが多いようです。レーザーポインターは色々問題がありましたしねぇ…。
歴代のキーボードたちと並べてみました。
使ってみよう
Bluetooth なのでペアリングしてから使います。
Windows であれば、キーボードの電源を入れて上部のペアリングボタンを押すとペアリングモードになります。
右上のインジケータが青く点滅するのでわかりやすいですね。
その間に PC 側でデバイスの検索をし、ペアリングを行えばすぐに使えます。ドライバは標準のものが勝手に適用されるはずです。
ペアリングできるとバックライトキーが有効になり、押せばキートップが光ります。
ペアリングできるまではバックライトボタンは有効になりません。
右端楯列のキーや左Shiftキーに光が届いていなかったりしますが、ご愛嬌の範囲ですね。
バックライトはとても便利。しっかりと文字が見えます。
バックライトを歴代の機種と並べてみたり。
キーの押し具合が今までの機種よりかなり硬かったのも驚きでした。
今はずいぶん慣れましたが、最初は指が疲れて大変でした(^^;
Windowsキーもあったりしますので、とても便利なのです。
ちっちゃいながらタッチパッドがあるのでマウス操作も可能です。
以前の機種ではおまけ程度で、お世辞にも使いやすい精度ではなかったんですが、代を重ねるごとに使えるものになってきました。
本製品のタッチパッドも何とか使えるレベルになっています。
少々慣れは必要ですがドラッグもできますよ。
タッチパッド嫌いで Thinkpad や 初期型Libretto のポインティングデバイス好きでハンディトラックボールマウス至上主義者の私でも、何とか使える程度です。
悪い点
・バッテリーの持ちが悪すぎる
これが最大の欠点…。
満充電して使いだして 3時間程度でバッテリがなくなります。
バックライトを常に点けてますが、今までの機種は確実に丸一日は使えました。
1台目と 2台目の 2.4GHz帯利用のキーボードも、3台目の BTキーボードも共に同程度のバッテリー性能でしたが、本製品だけ明らかにバッテリーが弱いのです。
思い当たるのは持った時の軽さ。歴代機種と約 20g 違っています。
これはもしやバッテリーの容量の違いなんじゃないでしょうか。
仕方ないので今は充電しながら使っています。無線の意味ないやん!/(^o^)\
ちなみにこれは個体差ではなく、初期不良対応で計 3台のこの機種を使いましたが、すべて同じでした(^^;
・インジケータLED が高輝度すぎる
本体右上のインジケータがやたらまぶしいんです。
利用シーン上、顔に近づけて操作することが多いのですが、目に刺さります。
不快この上ないので減光するためコピー用紙を切って折り畳みテープで被せて固定しました。
それでも透けて十分の視認性が確保できる程度の強烈さです…。
・上部マウスボタンが脆弱?
グラグラしてて不安だったんですが、使用開始から約半年後に左ボタンのクリック感が突然消失しました(^^;
押す感覚はほとんど失われていますが機能はしています。でも不便…。
まぁこれは個体差かな?
便利ですよ
バッテリーさえ改善されたらとても使える子ですが、私のようにメインキーボードとして使うから容量が足りないだけで、プレゼンやスポット使用であれば十分なバッテリー容量だと思います。
実は最初の機体にキーに初期不良があり、代替品をすぐに用意していただけたりと、ちょっと波乱万丈でしたが半年ほど無事に使えています。
初期不良対応で計 3台が手元に来ましたが、パッドに印刷があるものとないものがあったり、中華なガジェット臭が満載ですが、この種の無線キーボードは今の私にはなくてはならないアイテムです。
あとは Bluetooth なハンディトラックボールマウスさえ出てくれたら…。
余談ですが、BT ではない RFタイプのキーボードは BIOS でも認識してくれるのでサーバのメンテ用にも便利ですよ。
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購入金額
2,899円
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購入日
2015年10月頃
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購入場所
amazon.co.jp(Hisgadget Japan)
フェレンギさん
2016/05/09
これでクワークが値切り交渉をしたり、オドーが麻薬密売を取り締まる。
そんな風景が脳内再生されてしまいました。
ぴょんきちさん
2016/05/10
ただのキーボードなんだけど、端末っぽくみえなくもないし。
あとは空中に浮かぶホログラムキーボードを待ちます>w<
プレカリアート真面目明さん
2016/05/14
とても参考になりました。
使用時間の問題はとくにクリティカル、ココを見てよかった。
MSとロジ以外だとやっぱりバッテリー駆動時間は短いのが問題ですよね。
ぴょんきちさん
2016/05/14
このキーボード以外の画像に映ってる「よく見かけるキーボード」たちは、結構バッテリが持ちます。朝から夜までバックライト点けて操作して、寝る前に充電する、ってなサイクルで問題ないんです。なんでこの子だけ…(^^;
やはり価格優先でバッテリを削ってるとしか思えないです。もったいないなー。