日本では、2013年4月にCDが発売になっている。
世間では「ラテン」は不当に虐げられており、これも、ラテンにありがちな「5枚1000円」などと言うコーナーで発見したもの。
「アドロ」などでお馴染みのメキシコの誇るヒット・メイカー、アルマンド・マンサネーロとキューバ出身でアルバム『VIDA LOCA』の大ヒットで一躍ラテン・ポップスのスターになったフランシスコ・セスペデスのコラボ・アルバム。
それぞれ、相手が作曲した曲を歌い合い、最後の2曲のみでデュエットを披露すると言う変わった趣向のアルバム。
彼らは「単なる歌手」には留まらない。
本当に美しい曲を書く人たちで、キューバのフィーリンやメキシカン・ボレロの系譜を受け継ぎラテン・ポップスにつなげた作曲家たちと言えます。
バックは、1970~80年代チックなムード満点なバンド・サウンドを聞かせ、2人もそれを煽るかのようなヴォーカルを聞かせます。
マンサネーロのエネルギッシュな歌声を期待していたが、趣向が少し違う様だ。
(どちらかと言うと、「しっとりと歌う」と言う感じの曲が多い)
これはこれなりに価値があるが、「男性二人のコラボ」は二人の魅力の違いを際立たせるのが難しい…。
これも、アルマンド・マンサネーロとタニア・リベルタとのコラボが余りにも秀逸だったせいだろうか?
最後の2曲も、それぞれ「ソロ」で歌った曲の方が遥かに素晴らしい。
日本では知られていないが、ラテンの世界では二人とも神様の様な存在
芸術的価値は高いと思われますが、多少、期待外れ。
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購入金額
0円
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購入日
2013年頃
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購入場所
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