作者かわぐちかいじ氏の前作、「ジパング」にて米倉一尉(通称:アスロック米倉)が言った名言です。
今回の「空母いぶき」ではこれに匹敵する名言が出ていません。早く出ませんかね~
まぁ、そんな訳で宜しくお願いします!
出始め
海自「けんりゅう」が中国海軍「遠征102号」に雷撃をしようとしたところに海自「せとしお」が飛び込んでいくシーンから始まります。
シーン概要
日本政府(防衛省)から「今、中国政府と交渉をしている」「極力、戦闘は回避せよ」という命が第5護衛隊群に下っておりその指示をギリギリの所で遵守すべく決断をしたのが、せとしお艦長。
その策が
<中国海軍「遠征102号」のセイル(艦橋)に自艦を当てること>
であり、それによって中国海軍や耳をそばだてている周辺国の潜水艦に「我々(海自)もやるときはやれるんだ!」という姿勢を示した。
その数字は無いと思う
この作品中の世論調査で
『尖閣諸島は中国の物である』
『認めぬ限り、先島諸島の島民並びに基地自衛官を返す事は出来ない』
この横暴な主張を受け入れる非国民が「36%」もいることになっています。
個人的にはこの調査自体がナンセンスだと思う人なんで(ry
本の中の仮定の話だからいいですが、現実に他国に攻め入り、しかも島民を人質にするなど言語道断、明らかな侵略行為です。
このような非常事態が起きてもなお
「酒飲みながら腹割って話せば解決する!(真顔」
と真剣に言える&思えますか?????
俺は絶対に言えません&思えませんね~
海上・海中戦闘がどのように進むかは別にして、やっている事はかなり現実に近い物ばかりです。
やはり、世間を騒がせている頭の緩い学生達や党員には是非とも読んで欲しい!
自分の頭の上に、ミサイルや爆弾が降り注いでもなお「自衛隊は要らない」「違憲なものは解散する」と言えるのか今一度考えて欲しい
これを総評とさせていただきます。
余談
アニメ化は無理でしょう。
内容が・・・ね? 潜水艦の艦長が独立宣言してアメリカ海軍やソ連海軍相手に戦闘するとか、海自護衛艦が太平洋戦争中にタイムスリップしてその先で戦闘するとか、G7首脳相手に麻雀外交を繰り広げるのとは訳が違いますから。
今現実に起きてる「危機」を漫画に落とし込んでいるんですから。アニメ化は・・・
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購入金額
596円
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購入日
2016年06月24日
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購入場所
Amazon
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