パッケージを開いてまず驚いたのは、購入価格の安さに反して安っぽさを感じなかったこと。

これなら外出先で出しても恥ずかしくないですね。

ダークブルーをチョイスしたのは色合いが好きなのと、艶消しした感じの筐体が好印象だったためですが、購入前に公式サイトや通販サイトの画像で見た時よりも良い印象でした。

懸念は艶消しの加工があるとタッチバッドに手脂が目立つことでしたが、アルコール除菌シートで軽くふくだけで取れるので問題ありませんでした。タッチバッドはマルチタッチで、二本指でタッチすることで上下スクロールができます。

タッチパッド手前のクリックボタンは一体型。ストロークはやや深めなので、ちょっと使いにくいですが、タッチパッドを軽くタップしてもクリックできるので、私はほとんどクリックボタンは使っていません。

つまりまともなキー配列（87キー/日本語キーボード）です！これ本当に大事です！

デスクトップで使う一般的なキーボードと同じ配列なので、頭を切り替えずにガンガン入力できます。

キーを押下した感触は適度な反発感があり、押下時の音はかなり静かな部類。擬音で表現すると「ゴゴゴゴゴゴッ」という感じでしょうか。パンタグラフ式によくあるペチペチペチッとかん高い音がしないので、ミーティング中に使っていてもそれほど耳障りではないですし、入力のスピードを落とせばかなり静かになります。

薄いです！軽いです！約980gの重量はカバンに入れても重たさをそれほど感じないです。

一緒に研修をしている同僚がうらやむくらいの軽さと薄さ。MacBook Air程ではないですが、ほとんど同じいってもいいくらいに薄いのと、プラスチック筐体が逆にAirより重厚感がない印象を与えてくれます。

こちらは電源ポート。ACアダプタも小さいです。

右側面にはマイクロSDカードスロット、microHDMI (タイプD)外部出力、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック。

手前左側に各種インジケータ。

右側面にはUSB2.0ポート×２。

必要十分なスペックです。

これはおそらく殆どの方が躊躇するポイントだと思います。

ですが、このマシンの用途を求める層はかなり割り切って使うはず。

スペック的にはほぼタブレットPCです。

私の場合はOffice文書作成やプレゼンテーションで使用するのですが、HDMI外部出力も付いており、EPSONのプロジェクターにも問題なく出力できたので、私の求める要件はすべて満たしていました。

私の使途としては全く問題なく満足ですが、さすがに星3つしかつけられませんね。

わかっている人向けです。

Office文書作成やインターネットブラウジングに限ればほぼ問題ありません。

Office2013を追加でインストールしましたが、Word、Excel、PowerPointとも問題なく動きます。PPTは画像が増えると描画がぎこちなくなりますが、50ページも作らないのであれば許容範囲内での動作速度。

インターネットのブラウジングでは、CMSや画像の多いまとめサイトなどを閲覧する際に描画の遅さを感じます。ですが、やや「もっさり」するなぁといった感じです。

内臓ストレージがSSDなので、体感速度としては「まあまあ使える」程度に収まっています。

5か月使った感じでいうと、表題通りですね。

モバイルすることに限れば全く問題がありません。

バッテリーのもちは公式では約12.8時間。

実際に研修中Wifi接続してほぼ日中9時～18時くらいまで使っていますが、放置している際はスリープに入っていることもあり、バッテリーを使い切ることはありませんでした。スリープからの復帰が速いのも良いところです。

画面が1,920×1,080ドットでそれほど高精細ではないですが、たぶんこれ以上高精細にして11.6インチのワイド液晶では相当文字が小さくなるのでこれが限界でしょう。

このあたりは高価格帯のノートPCに負けるところかと思います。

これからもガンガン使っていきたい一台です。