ほのかと真奈美派でした
97年に今は亡きNECインターチャネルからリリースされた恋愛アドベンチャーゲーム。多分一番最初にはまったギャルゲーだと思います。
原画師にF&Cの「同窓会」(こちらも移植版はNECインターチャネルからリリースされていました)で知られる水谷とおるさん(センチは甲斐智久名義)を採用し、全国にいる12人の魅力的なヒロインとデートできるのが特徴となっているゲーム・・・になるはずでした。
リリース前は声優さんによるイメージソングや原画集ソフトも登場するなど、盛り上がりを見せた同タイトルですが、実際にリリースされたゲームの原画は水谷さんの原画とは違うものになり、ゲームシステム自体も微妙だったことから微妙な評価になってしまった作品です。
京アニが手がけているという噂のあるOPも「暗黒舞踏会」と言われているカオスなものになっています。少なくとも美少女ゲームにこのOPは合わない。
実際ゲームシステムも「12又前提、12人のヒロインと再会して付き合わないとトゥルーエンドが見れない」という致命的な問題点があって微妙なのですが、実は小学生当時一番最初に、本格的にはまったギャルゲーがこれだったこともあって気に入っていた2人のヒロイン、沢渡ほのかと杉原真奈美だけはちゃんとトゥルーEDを見た記憶があります。特に主人公に一途で病弱で泣き虫という設定の真奈美はうちのツボにはまったヒロインでした。思えば大体好きなヒロインの方向性は真奈美たんから確定したような気がする…w
個人的には原画よりゲーム本編のイラストのほうが好きだったりするのですが、これは少数派なのでしょうか。
いろいろ言われた作品ではあったもののキャラが魅力的だったのは事実で、今でもポ○リ○亭がR-18な同人誌を出し続けているくらい愛されている作品だったりします。実際前述のとおり一番最初にはまったギャルゲーが本作ですし、アニメ版ジャーニーもビデオ予約してみていましたから。本作主人公が事故死する続編「2」はちなみに買ってません。
Windows/PS移植版では12又しないとトゥルーEDを見れないという問題点は改善されています。Win版はWin9xでしか動かなかったはずなので環境構築が厳しい点がありますが、PS版はPSNで配信されているのでこのレビューで興味をお持ちになった方は是非プレイしてみてくださいw
せつなさ、炸裂!!
余談ですがこのゲーム、ヒロインを「振る」ことができます。場合によっては毎日のように主人公宅にヒロインが押しかけて泣かれたりびんたされたりというカオスな展開にすることも可能だったりします。
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購入金額
25円
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購入日
2013年08月頃
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購入場所
VISCO 上板橋店(再購入)
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