ASUS ZenPad 7.0 の、オプション品・・・その1。
いわゆる、スマホのラージバッテリーに該当する製品で、本体裏面のプラスチックカバーと交換する形で装着する。
ZenPad7.0は、単体での連続駆動時間が最大7時間と、それなりに長い(スリープ状態なら平気で3日くらい放置しても平気)のだが、長時間連続フライトでの利用や、重い処理の連続、電源確保が困難な出先での利用となると、少しばかり不安は残る。
そういう人のために用意されたのが、このPowerCase。
ZenPad7.0の駆動時間を、ほぼ倍近い「最大13時間」へ延長する事が出来る。
「カバー」じゃないのが痛い。
製品自体の機能は「純正の延長バッテリー」なのだが、本体側のバッテリーが一定量減少すると「本体側バッテリーに充電してくれる」という、少し変則的な動作をするのが特徴。
一応、「サブバッテリーから消費される」仕様なので、使い切ったら他のカバーに付け替えることは出来る。
なお、PowerCaseは「本体側充電口から同時充電される」仕様なので、装着状態なら自動的にPowerCaseも充電の対象となる。
サブバッテリーの充電忘れが起こりにくい、親切設計である。
問題点としては、稼働時間の延長の代償ではあるが「結構重くなる」こと。
PowerCase自体の重量は、142.5gとほぼ本体重量の半分くらい。
装着時の重量は合計414.5gとなるため、下手な10インチタブ並みの重さになる。
参考までに、iPad Air2がだいたい430gだ。
また、PowerCase単体でも充電可能。
この専用変換アダプタは製品に付属する(ACアダプタは付属しない)ので、別のカバーを使用中でも別途充電しておく事が出来る。
この変換アダプタはAudioCoverにも付属しており、共通で使用可能だ。
PowerCaseを装着すると、右上のバッテリー表示がちゃんと切り替わるようになっている。
現時点でのPowerCase側バッテリー使用率が一目で判るので、中々に便利。
装着状態はこんな感じ。
厚みはおよそ2mm弱増えるが、Zenpad7.0自体がかなり薄手なので、持った感じの違和感は無い。
むしろ、問題なのはやはり重量のほう。
元が軽いのも手伝って、重量増が如実に体感出来てしまうのが実に痛い。
また、個人的に最大の問題は「カバー・スタンド機能がない」という点。
重量増を考慮すると「スピーカー機能を使わなければ、同様に延長バッテリーとして使え、スタンドやカバーにもなる”AudioCover”」が、本製品最大のライバルとなってしまう。
無論、延長バッテリーとしての性能はPowerCaseのほうが遥かに上だし、持ち易さという点では、厚みが倍になるAudioCoverより圧倒的に上なのだが、この重量だと私は「スタンド利用したい」という欲求に駆られる。
製品自体の出来は良いんだけど、出来ればカバー・スタンド機能が欲しかったところ。
気にしない人は気にしないんだろうけど、剥き出しでの持ち歩きって、正直余りしたくないのだ。
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購入金額
0円
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購入日
2016年04月11日
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購入場所
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