パッチコです。昔、リブレットという東芝のノートがあったの覚えていますか？

あの頃は良かったシリーズですが、今から考えれば、本当に天国かはわからない感じ。

ではあれから約２０年くらい経った今ではモバイルの定義がどうなっているのでしょうか。

パッチコが所有していたのはリブレット１００。３代目かな？

参考までにリブレット１００のスペック

で、ここから本題。

今回のレビューの品はASUSのネットブックの代表格、２０１５、１６年のベストセラーX205TAです。

もちろん赤です。あったりメーよ。

おなじみASUS箱に伝票直張り。ノジマさんは梱包の加算をすればもっといい梱包になります。

蓋が凝っていますが、そこはあまりポイントではないですね。

本体、アダプター、紙類とおまけに32GBのSDXCがつきます。

ASUSさん、素敵な赤をありがとう。

ちゃんと日本語キーボードです。カタログが英語配列なのは紛らわしいからやめてほしいな。

Ｘ２０５ＴＡのスペック：

CPU：リブレットの約１０倍のクロック。

当時、比較的速いCPUだったPentiumの166MHzに対してX205TXは1.3GHz。さらに４コア駆動なので、まぁ軽く見積もっても１０倍くらいの差があります。現在ではこれでも最低レベルの能力なんですけどね。

メモリ：３２MB→2GB。

これも雲泥の差。でも、Windowsってバージョンアップごとに相撲レスラー化してるよね。正直2GBは現在のWindows10ではかなり苦しい容量となっています。

画面解像度：800→1320

とりあえず、当時の最低解像度と現代の最低解像度。
あと５０００円足してUXGAになったらもっと売れると思うんだけどね。

ストレージ：HDD2.1GB→eMMC32GB

当時持て余した2.1GBHDDは約15倍の容量に。
ただ、これも現在の感覚から言うと少々小さい。リブレットは2.5のHDDがそのまま換装できました。X205TAはオンボードなので、交換できません。代わりと言ってはなんですが、SDXCカードが認識できます。今回は32GBのものがおまけについてきます。それでも以前のHDDくらいの速度は出そうですね。

バッテリー：２時間→12.8時間

バッテリ稼働時間も約６倍。これは通勤時間だけ使うに対して、１日使っても動けるの違い。俄然使う気になりますね。

キーボード：体を合わせる感じ→普通のノートサイズに。

これは結構重要なことです。PCで最も重要なインターフェースはキーボード、マウス、ディスプレイですが、前回購入した10.5サイズと今回の11.5サイズはパッチコにとっての分岐点サイズです。

当然ながらリブレットは大きさを配慮したため、「大佐ならキーボードなんて飾りですよ」なのです。

ここまで読まれて、「なんでリブレットと比較してるの？当たり前じゃん」っていう方。そう。あなたです。

モバイルで重要なポイントは重さです。

重量：９６０ｇ→９８０ｇ。

やや重いでしょうが、幅が大きいでしょうが、でも重量はほぼ同じ。しかも薄い。

カバンに入れた時に薄ければ他の荷物も入ります。しかも頑丈になっています。
正直リブレット１００はプラ筐体を採用したほぼ初のモデルだったので、通勤電車で揺られて手に力が入るとHDDが止まってしまうほどヤワなボディでした。

最後に価格：

今回、X205TAの前に実は10.5のTransbookを購入したものの、結構なダメ子ちゃんだったので、真剣ににらめっこして購入しましたが、２台合わせてもリブレットは買えません。

パッチコにとって、いろいろな思惑が外れたPCでした。

でも忘れてはいけない。これはX205TAのレビューです。

よくないなと思ったところ。

・ストレージは交換できるものがいいなあ。例えば、ｍSATAとか。

・キーボードバックライトはオプションでもいいから欲しい。

・電源アダプターのコネクタは専用コネクタ。

アダプターはなんでって思うくらい、すべてのモデルでコネクターが違います。なんででしょうね。共通にしてもいい気がするんですけどね。

ASUSの製品はたくさん持ってますが、Chromebook、X205TA、Transbookですべて異なります。まぁ、TransbookやNexus7はタブレット系ですからMicroUSBですけどね。

でも、文句は言えないよ。２７５００円だもの。

しかも赤。この赤だけは譲れないね。