RT-AC87Uから、上記キャンペーンのため乗り換えをしました。
どちらもアクセスポイントモードで使用するため、
ほとんどの機能は無効になっている前提でレビューします。
[本体]
サイドにアンテナ端子がついたため、87Uより幅が広くなることに注意が必要です。
設置場所の横幅は、最低でも400ミリ程度見ておくべきでしょう。
(本体横300ミリ、アンテナ取り付け時約370ミリ)
特に壁掛け用器具は付属してませんが、可能なら壁に固定した方が場所をとりづらいと思われます。
本体の外観はほとんど87Uと変化ありませんが、
LEDが青色→白色になって場所が正面→天板側になり、LANが8ポートになったのが主な変更点です。
8ポートに増えたため、下にスイッチングハブをぶら下げたりしないで済む確率が上がりました。
ACアダプタは87Uと同様のものです。6センチ四方の四角いアダプタでコンパクトです。
[機能]
87UよりCPUが高速化し、メモリは倍の512MBとなりました。
使用メモリは約103MB、空きは約397MBと十分あるため
他の動作モードでも87Uよりは余裕があるでしょう。
無線接続はNitroQAMによる1024-QAMで、5GHz帯最大2.167Gbps、
2.4GHz帯最大1000Mbpsにまで強化されました。
実際はこれを生かせる機器がまだほとんどありませんが…
アクセスポイントモードで使う限りは、87Uとほとんど機能差はありません。
しかし、88Uは2016/3/24リリースの最新ファームウェアになってから
ブリッジモードが追加され、子機側に無線で機器接続ができるようになりました。
今まではメディアブリッジモードという似た機能がありましたが、
子機側の接続は有線に限られていたため、より構成の自由度が上がったことになります。
管理GUIは他のASUS製品と同じで、使ったことのある方なら迷うことはないでしょう。
また、初めて使う方も基本設定は使用開始時にウイザード形式ですぐ行なえるため
簡単に使用開始できると思います。
[無線パフォーマンス]
木造二階の我が家でタブレット(802.11ac接続)を使ってテストした感じでは、
87Uと大きくは差が出ませんでした。
エントリー機などと比較すれば違う結果になると思いますが、これは仕方ないでしょうか。
[まとめ]
現在ハイエンドモデルを使っている方にはあまり必要性がないですが、
エントリー機からの乗り換え、8ポートのLANで機器を集約などの用途なら
十分選択肢と考えていいのではないでしょうか。
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購入金額
0円
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購入日
2016年03月23日
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購入場所
ASUSよりモニターで受領
北のラブリエさん
2016/08/11
8ポートがなんともいいb
まこりんさん
2016/08/11
この手の無線は簡易NASになるのが好きでして、USBポートにUSBメモリを繋いだときの転送速度が気になります。
機会があればベンチマーク取ってみて下さいませ