自分も知らなかったのだが、トミカには中国向けのCN型番があるそうで、海外向けビスタだの中国製ダンプ・バスだのがラインナップされているらしい。日本でも一部のショップで流通したようだ。
で、これは中国国産乗用車 紅旗 L7をモデルにしたトミカ。乗用車といっても日本で言うセンチュリーロイヤルみたいなヤツで、パレードで使われたもの(ナンバーもそれ)。
紅旗のトミカがあると知ってミョーにほしくなったのだが、発売から3年程経っていて高価なコレクター向け価格のものしかない。なんか悔しいのでオークションを何度か見てたらまあ許容範囲の値段があったのでゲット。未開封品のようだ。
パッケージは日本語で、上から中国語の注意書きが貼られている。型番がCNで始まっている以外国内向けトミカと差がないデザイン。ただパケ絵はイメージイラストではなく写真。
中国語パッケージ版も流通しており、出荷時期によるとかなんとか。まあその辺はマニアじゃないので判らない。
さりげなく置いておくとネタになる
トミカ自体の仕様も国内向けと差はない。ドア開閉ギミックはなく、パーツ分割もないシンプルな作りだが、実車のイメージは出ている。
実車が6mオーバーのリムジンということでスケールは1/84と小さめ。それでも外箱目いっぱいの長さで空ける時にひっかかって危うく箱を破くところだった。
何よりこの赤いロゴをちゃんと赤く塗っているのがよろしい。パレード車を再現したナンバーも雰囲気作りに一役買っている。塗装も光沢のブラックで高級感は出ている。
昔の紅旗をイメージした丸目ライトがどことなく愛嬌のあるフロントに対してリアはわりと普通なデザインなのだが、紅旗の文字がしっかり読める。いいぞ。
若干腰高なイメージがあるが、実車もなんか腰高なので雰囲気はあっている(実車の話だけどあれホイールもクラシカルなデザインにすればより雰囲気でてよかったんじゃねえの)。
サンルーフには透明パーツが入っておらず開放されているが、まあパレード状態の再現ということにしておこう。この前にマイクがついてたら満点なのだがこのサイズでは無理。
尚自分が入手した個体は最初サスペンション部が外れていてめっちゃローダウンしてたのだが無事ひっぱって治った。国内向けトミカでもたまにあるよねコレ。
日本車でも欧州車でもアメ車でもない独特な雰囲気が再現されているので、デスクに置いておけば「なんだこれ」とネタになる…かもしれない。
ちなみにベトナム製。中国製ではない。
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購入金額
1,380円
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購入日
2016年03月21日
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購入場所
オークション
フェレンギさん
2016/03/21
再確認しました。
確かに全ての装備は後席の為に存在しているということですね。
下小川さん
2016/03/21
パレードの写真だとこのサンルーフの前にマイクが並んでいるといういかにもパレード用な装備がついています。
全長が伸ばされた分のスペースも全て後席に割り振っているんでしょうね~