地上アナログ放送が停波して久しいですが、アナログテレビ放送で使っていた、VHF 1ch-3chの利用で、これまでは、V-Lowと呼ばれていて、携帯電話や自動車に向けたマルチメディア放送が検討されていました。
総務省が音頭を取って、様々な事業者を募って検討を進めてきていたのですが、その一つのサービスとして、新放送サービス i-dioというサービスが、今年の3月1日正午から放送を開始しました。
現在は、東京,大阪,福岡だけでの限定サービスですが、順次エリアを拡大するようです。
詳細は、i-dio WEBサイトをご覧下さい。
http://www.i-dio.jp/
昨年、50,000台のモニターを募集していたのですが、現在追加で新たに30,000台のモニターを募集していたので、応募してみたところ、当選したようで、モニター機が送られてきました。
3月14日に申し込んで、19日にモニター機が届きました。
興味があり、サービスエリアに居住/通勤されている方は試しに申し込んでみるのも良いと思います。
この原稿を記述している段階では、まだモニターを募集しているようです。
モニター機ということで、最低限のパッケージです。
茶段無地の箱に型番等を記載したシールが貼られているだけで、本体と取説以外には何も入っていません。
本体も、正面に貼られているi-doiのロゴシールも、紙製のようです。
本体はとても小さく、73mmX48mmX20mm 68g(実測)で充電電池を内蔵しています。
本体には、LEDインジケータが一つだけついていて、充電中は、ゆっくりとした赤LEDの点滅。受信中は緑LEDの点灯です。
本体側面には、micro USBの充電端子とリセット用穴が本体右側面、左側面には3.5φのアンテナ端子が付いています。
V-LOWなので、FM用のT字アンテナ辺りを繋げば安定受信ができるかもしれません。
私の場合は、自宅で内蔵アンテナ(本体上部にロッドアンテナが付いています)を伸ばしたら問題なく受信できました。
本体の電源スイッチを押すと、Androidモード、電源スイッチを長押しすると、iOSモード起動するそうです。
POWER OFFは、Androidでは、電源スイッチの長押しでした。
チューナの制御は、Wi-Fi接続したスマートフォン(Android/iOS)で行い、音声や画像もスマートフォンで楽しむことができます。
Wi-Fi接続なので、スマホとのケーブルは不要のため、チューナ自体は窓の近くに設置して、室内の好きなところで放送を楽しむことができます。
スマホアプリは、Google Play及びApp Storeでダウンロードできます。
また、家電量販店や大手通販サイトでは、i-dio対応SIMフリースマホも販売されています。
スマホアプリを起動すると、最初にWi-Fiチューナをスキャンしてセットアップを行います。
セットアップが終了すると、放送を読み込み、新放送サービス i-dioのトップメニューが表示されます。
放送サービスは、関東では、AAC 320kbpsという比較的高音質の音楽放送 TS ONE があります。
EPGというより代表番組のタイムテーブルみたいな番組表も見ることができます。
また、i-dioセレクションとして、ジャズ,クラシック,マスターピースというセレクトミュージックチャンネルが3chあり、Amanekチャンネルという放送と通信とGPSを融合したドライバーを想定したラジオチャンネルがあります。
更に、クリエーターチャンネルとして、映像チャンネルがあります。
新サービスなので、コンテンツの充実はこれからだと思いますが、暫く使ってみようと思います。
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購入金額
0円
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購入日
2016年03月19日
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購入場所
新放送サービス i-dio
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