四半世紀以上前に初めてパソコン(というかアレ)に出会って以来、
わたしにはプログラマーに対する過剰な畏敬の念だけが募っていた。
実際に職業プログラマーに出会ったりするとやっぱり内心スゲエよこの人、
などといつも尻込みしているのであった。
このコンプレックスを良い方向に、趣味に、仕事に活かそうと、
一念発起してこの本を棚からガッとつかんでレジでお会計。
結論から言うと、すごく良書でした。
テトリアシトリ以上の何かに導かれ気づけば自力でいろいろできそうな気になっています。
プログラミングの本のふりをしていますが、寧ろそれは表面に過ぎず実は考え方の訓練のような本だということにわたしは気付いたのです。作者の哲学や信念がじわじわと滲みだしてます。
そして、ワンキーゲームを四半世紀ぶり位に作ろうかと思う気にさせてくれたのです。
なんだか、脳味噌の使ってない領域を使うのってそんなに悪くないもんですね。
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購入金額
1,944円
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購入日
2016年03月08日
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購入場所
近所の本屋さん
タコシーさん
2016/03/09
などプログラム言語を持っています
がぁ.....使えません!
プログラムを作りたい気持ちはありましたが気持ちだけでした..夢を見ました
初期のbasic と 8bitアセンブラー位ですね なんとか使えたのは...
今思うに...「必要」は習得の母です(父か...)
Schrödingers Katzeさん
2016/03/09
「お勉強」と同じで、「何に使うから自分はソレを手に入れたい」と意識して学ばないと、基本的にそんな方法で獲得する知識や経験は無駄なのですよね。
とりあえず覚えるんじゃなくて、何に使えて、何が楽しくて、何が便利なのかが見えないのになんとなく手を出すから間違えるし難しいので。
最近は自分で作るんだったら素直に数学をきちんと出来る人が強いと思います。
その強い知識をコードに落とせるようになったときに数学や算数が苦手な人よりも強いです。そういう意味でも「基礎学力」って凄く大事だと思います。
…はい。理数凄く苦手です。
入門書が謎の書になってしまうのは、それは武器や方法論としての道具でしかないのに、読む人がその先に「何を実現するのか」を「明確に」イメージ出来ていないことが多いような気がします。
作るだけならそんなに難しくないんですよね。
ヘタでも絵は描け、演奏が出来、曲が作れるように。
でも、一定以上の質、作業量になったときにまた、大きな壁はどうせ立ちはだかるのです。何事にも。