新メイン環境でありながら、あまり環境が定まらないASUS P9X79を中心に組んだPCで、折角なのでメモリーの速度も上げられるのなら上げてみようと言うことで、比較的安いDDR3のオーバークロック用のメモリーとして買ってきたのがこの製品です。
何故かBUY MORE秋葉原店では頻繁に安売りに出てくる、Team VULCANのDDR3-2400 4GB2枚組というものです。以前も同じシリーズのメモリーを買って、Xeon E3-1285L v4と組み合わせて使いました。
以前CP+2016に出向いてカメラアクセサリーを買いあさった後、秋葉原に少しだけ立ち寄り買ってきたPCパーツの内の一つとなります。
写真は1セットですが、今回はX79マザーボードで利用するということで、4枚1組となるよう2セット購入しています。
DDR3-2400では使えなかったが…
当然と言えば当然ではあるのですが、このPCで使うCPUのSandyBridge-E(Core i7-3930KやXeon E5-2670)はメモリーコントローラーの上限周波数が、このメモリーが対応するDDR3-2400には全く届きません。
Intelの公式資料によるとSandyBridge-Eが対応するメモリーはDDR3-1066/1333/1600となっていますので、そもそもそれ以上のクロックは全く考慮されていないのです。
そこで果たして何処までメモリークロックを上げられるのかと試してみたのですが、実用上問題なく動くのはDDR3-1866までという結果でした。それ以上はベースクロックを上げたり、電圧を盛ったりすることでDDR3-1920位には上がるのですが、この程度を上げるために無理をしても全く意味はないと思いますので、DDR3-1866を動作上限と考えておくのが無難な範囲でしょう。
ちなみにこの製品のDDR3-2400動作はXMPプロファイルで定義しているものですので、この設定で動作させるためには電圧を1.65Vにセットする必要があります。本来の定格電圧である1.5V動作ではDDR3-1333までしか定義されていません。
しかし、今回安定動作した上限であるDDR3-1866動作であれば、1.5V設定のままでも充分安定動作してくれます。大したクロック上昇幅ではない代わりに、電圧の無理もありませんので、割合気軽に試せるオーバークロックと考えることも出来そうです。
このPCは最終的にIvyBridge-EのCPUに載せ替えることを計画していますので、その時には正式にDDR3-1866をサポートすることになりますので、もう一度何処まで上げることが出来るのか試してみたいと思います。
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購入金額
5,280円
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購入日
2016年02月28日
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購入場所
BUY MORE秋葉原店
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