フェレンギさんのモチモノ『甲州印傳のパスケース』を見て一目惚れ!
早速、販売サイトを見つけて名刺入れを購入しました。
甲州印伝は知ってはいましたが伝統工芸品ってイメージで、こういった小物などがあることは知りませんでした。
素敵な商品紹介ありがとうございます。
さて、この甲州印傳は、ざっくり説明すると鹿の革に漆を塗った商品になります。
由来は、印傳屋さんのHPから抜粋すると
南蛮貿易が盛んな17世紀、東インド会社より輸入されたインド産の装飾革に
『応帝亜(インデヤ)革』と呼ばれた革があり、印度伝来を略して印伝となったと伝えられています。
wikiには、
印伝(いんでん、印傳)とは、印伝革の略であり、羊や鹿の皮をなめしたものをいう。 細かいしぼが多くあり、肌合いがよい。なめした革に染色を施し漆で模様を描いたもので、袋物などに用いられる。名称はインド(印度)伝来に因むとされ、印伝の足袋が正倉院宝庫内に見られ、東大寺に文箱が奈良時代の作品として残る。
印伝または印傳という名称は、貿易を行った際に用いられたポルトガル語 (india) 又はオランダ語 (indiën) の発音にインド産の鞣革を用いた事から印伝と言う文字を当てたとされる。 専ら鹿革の加工製品を指す事が多い。印伝は昔において馬具、胴巻き、武具や甲冑の一部、巾着、銭入れ、胡禄、革羽織、煙草入れ等を作成するのに用いられ、今日において札入れ、下駄の鼻緒、印鑑容れ、巾着、がま口、ハンドバッグ、ベルトなどが作られている。
山梨県の工芸品として甲州印伝が国により、その他の伝統的工芸品に指定されている。
モノの由来とか来歴とかを見るとワクワクしてしまう私的には、この説明文だけでご飯が三杯は
行けちゃうくらい胸熱な伝統工芸品です。
全て手作りで作っているので、名刺入れを頼みましたが、かなり品薄になっていました。
作業工程(HPより抜粋)
伝統的な図柄や、モダンなものなど多数の図柄と色があります。
きっとお気に入りの逸品が見つかる事でしょう。
商品本体
ポチっとIYHしてから、翌日には手元に商品が届きました!
自前用ですので、包装は頼みませんでしたが、プレゼント用の包装もしてくれます。
黒革×白漆の『ひょうたん』か、『絢沙』か、『トンボ』が欲しかったのですが、すべて3ヶ月以上の予約待ちに・・
時期的にも新社会人など、タイミングが悪かったな~と
一番無難そうな、『変わり市松小』をチョイスしました。
商品は厚紙のケースに入っています。
型が崩れないようにしっかりとしたケースです。
漆が立体的に塗ってあるので、見る角度によって光の反射が変わり、
模様が浮き出て見えます。
名刺30枚から50枚用の商品ですが、マチも広く、ポケットが2個付いています。
よく見ると、裏地に INDENYA と印字がしてあります。
私の使い方だと、真ん中に直近の取引先の名刺や自分の名刺の予備を入れて、手前に自分の名刺、
フタの部分に収入印紙などを入れているので、以前使っていた名刺と同じレイアウトで使えました。
リーズナブル
5000円で、この質感と伝統芸能な品が持てる!
と考えると凄く安いです
まだ、硬いので、馴染んできた頃の風合いがどうなるのか今から楽しみです。
独特な手触り
柔らかな鹿革に漆で模様コーティングをした商品という独特な手触りが楽しめます。
これからの革の馴染み方にもよるかと思いますが、直接革に手が触れない構造なので、
革に対するダメージが軽減されそうです。
現状はサラッとした手触りで、漆の厚みが独特な光沢をだし、角度によって表情が変わります。
-
購入金額
5,400円
-
購入日
2016年03月02日
-
購入場所
池田屋楽天店
フェレンギさん
2016/03/04
良い柄が手に入って良かったですね。
また拙レビューもご紹介いただきありがとうございます。
hidechanさん
2016/03/04
コメントありがとうございます。
本当に良い商品を紹介していただきました^^
手触りも良くて大満足です。
ひょうたん黒白も頼んでしまいまそうです。