甲州印伝(印傳)
寛永年間にインドから伝わった技法で今に伝わる伝統ある革製品です。
鹿革を鞣したものに漆で文様をつけた工芸品ですが、今も伝統の技法を守る印伝として、甲州印伝がつとに有名です。
柔軟な鹿革を利用する製品ですので、印鑑入れに用いると、素材の柔軟性が生きます。
使えば使うほど手に(印鑑に)馴染む、独特の質感が楽しめます。
今日ご紹介するのは、手のひらサイズの小銭いれ。 これも印鑑入れの様に馴染みますよ。
伝統革製品 手作りです
印伝に使われる鹿革は、軽く、柔軟で、人の肌に最も近いけもの皮です。
その皮を彩るのは、やはり日本伝統の漆。 これをタイコと呼ばれる木製の筒に張り、それを藁を焚いていぶした後、松脂でいぶして自然な色に仕上げる伝統技法によって製作されます。
鹿革でよく用いられるのはバックスキンですが、印伝は表皮を使います。
ファスナーの両サイドにカード入れが備わります
ファスナーの両サイドにポケットがついています。
ちょうどクレジットカードや免許証が納まるサイズで、とても使いやすいですよ。
お札なら4つ折りにすると、片側に2千円程度なら無理なく納まります。
ファスナー内部には小銭が入りますが、そこのループ皮があるので、キーホルダーやチェーンを繋ぐ事が出来ます。
これひとつで全てが賄えるわけではありませんが、、
お支払いは現金でしょうか? クレジットカードでしょうか?
それともポンタ君ですか?
携帯を使われる場合を除けば、やはりお財布やかばんが必要になります。
その現金やカードが仕舞われているお財布。 案外見られてますよ。
四桁以上のお支払いなら、長財布や二つ折れ財布が必要でしょうが、それが領収証やカードで
パンパンに膨らんでませんか?
小銭で足りる支払いの時なら、小銭入れを使うのがスマートに見えます。
所作が良い方が、すべからく出世なさったりお金持ちになられるとは限りませんが、大人のマナーとして、綺麗に振る舞いたいと思ってます。
この小さな小銭入れがあれば、スポーツジムの会員証と小銭が納まります。
お昼の支払いは事足ります。
映画とコーヒーなら大丈夫でしょう。 会員証も入ります。
下準備はいつも必要となりますが、最小限のモチモノとキャッシュでスマートに振る舞えます。
マイファースト印伝として、印鑑入れを選ばれるのが一般的かもしれませんが、こちらの小銭入れも
お求めやすい価格のこともあり、マイファースト印伝として、広くオススメできます。
伝統柄 かばんなどには西洋風の製品もありますよ
印傳屋では、ざっと35種類の伝統柄が用意されていますが、私が選んだのは「紗綾」と呼ばれるもの。
お白洲の向こう、大岡越前守の後ろに並ぶ襖をイメージしていたのですが、実は「卍」を崩して再配置した文様だそうです。 そう思って改めて眺めると、確かに卍が見えてきます。
とも柄で選んだ免許証入れは、黒ベースです。
こちらの小銭入れは、濃紺ベースです。 ぱっと見た目は同じですね。
女性用には赤色染めの製品も用意されており、トンボ柄が良いかもしれません。
稀にうさぎ柄も見かけます。
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購入金額
2,160円
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購入日
2015年05月16日
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購入場所
楽天 池田屋カバン店
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