モバイルPCをSandyBridgeなCore i3のUltrabookからBroadwell-UなCore i5の
ものに買い替えましたが、メモリ容量がオンボード4GBに増設8GBの12GBで
若干の物足りなさを感じていました。仮想環境は使わないので、必要十分といえ
ば十分ですが・・・。そんな折にDDR3の16GBメモリがあることを知り、調べた
ところ使えそうだったのでポチりました。
値段的には8GBx2のセットの倍以上するので、メモリスロットが2つあるPCの場合は
あまりお勧めしません。それでも初期の16GBメモリは4万円少々していたので、その
半額くらいにはなりますが。今回のモバイルPCのようにメモリスロットが1つしかない
場合に威力を発揮します。また、16GBメモリをサポートしているPCはIntelでは
Broadwell-Uアーキテクチャを採用するもの以降となっており、それ以前ではまとも
に使用できないとのことで。Broadwell-Uアーキテクチャでも使用できない場合もある
ようで、16GBメモリがマイナーな存在の現状では大半のPCへの搭載が博打になります。
Lenovo ThinkPad X250など、BTOメニューで16GBメモリを選択できるものであれば
動作しない可能性は低いですが。実際、このメモリもAmazonでレビューを見ると
X250で使用している人が多いようです。LIFEBOOK SH90/Tはマイナーな部類なの
か見かけませんでしたね・・・。
少しでも安く買おうとAmazon.comでアメリカから輸入してみましたが、まだカード
の利用情報に値段が反映されていないので正確な金額は分からないものの特急配送
オプションを選択した状態でも2万円をちょっと切るくらいで買えました。サポート
の不安はありますが、まぁメモリモジュールを作っているMicronのブランドなので
品質は高くそれほど気にする必要は無いかなと。一週間せずに到着しました。早速
SH90/Tに取り付けてみましたが、写真の通り16GBメモリをしっかり認識しており
オンボードの4GBと合わせて合計20GBになりました。我が家のPCの中でも一番の
容量になっています。搭載ディスプレイの解像度がWQHDなので、共有ビデオメモリ
的にも余裕が出た感じです。重たいファイルを複数開いたり、複数ブラウザでそれ
ぞれタブを多数開いていてもメモリ容量の空きに不安がなくなりました。
ちなみに対応していないとされるBroadwell-U以前のPC、HaswellやIvyBridgeでは
どうかと試してみたところHaswellは他のメモリに追加した場合はBIOSとWindows
で認識はされるものの、利用可能メモリにはカウントされずこのメモリ単独では
BIOSから上がってきません。IvyBridgeではBIOS・Windows共にメモリ容量が
増えず無かったことにされます。AMD系だとわりと緩いらしいですが手持ちがない
ので確認できません。とりあえずIntelだとBroadwell-U以降でないと無理というのが
分かりましたので、購入したくなった場合はその辺りにご注意下さい。
追記:2016/03/02
カードの利用情報に反映されたので金額を追加しました。送料込みでもやはり2万円
を切っており、国内最安値より数千円安く買えました。
追記:2020/08/12
モバイルノートを手放したのでSkylakeでDDR3Lメモリを使用しているLAVIE
Note Standard NS750/DARに移設しました。1枚で16GB認識したので、あとは
少し安くなってきたものをもう1枚買って32GB化ですね・・・w
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購入金額
19,941円
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購入日
2016年02月25日
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購入場所
Amazon.com
Takahiroさん
2016/03/10
例えばCore i7 2670QM(http://ark.intel.com/ja/products/53469/Intel-Core-i7-2670...)とか。
i-ji-さん
2016/03/10
SandyBridgeで試したPCがまさにCore i7-2670QMを搭載するものでした
が、16GBx2以前に1枚でも認識されず起動できないので使えないです。恐らく
CPUのメモリコントローラがサポートする容量はスロットも最大まで使った
場合ではないでしょうか。ゲーミングノートPCやワークステーションクラスの
ノートPCだと、4スロット用意されている機種があってそちらだと確かに最大
32GBとなっていますので。第1世代Core iプロセッサ搭載ノートPCに最近の
片面4枚チップの4GBメモリを乗せると起動しないのとだいたい同じ原因だと
思います。
それでは。