レビューメディア「ジグソー」

余計な出力を起こさないためのリジット加工。

兵庫県川西市にて営業しているコペン専門店「も。ファクトリー」

こちらの店で施工していただける作業内容です。

 

メンバー部分とフレーム部分の接続にはボルトが使用されています。

しかしながらコペンを含め大半の自動車は工業製品(量産品)であるため、

様々な工夫(簡素化や組み付け時の許された許容誤差「公差」が存在します)

 

一般道を走る限りでは問題にならない「公差」も、運動性能を突き詰めていくと…

ほかの車に比べ、ステア操作から車が動き出すまでのタイムラグが長かったり、

ステアリングインフォメーションの精度が低かったりします。

 

そんなどこのマニアックな世界だよ!おまえオープンカーに何を求めてるんだよ!

という人向けの施工メニューがこちら。メンバーのリジット加工。

 

まず、基本的な考え方はこちらの図の通り。

組み付け部分の隙間を詰めてあげることで、ストレスがかかった時の動きを抑制するんです。

 

また、コペンの場合は4か所あるM17ボルト部分のガタが結構あり、

すべて同じカラーを使用すると芯が合わないボルト部分が生じてしまいます。

そのため、も。ファクでは、わざと偏芯させたカラーを制作し、必要に応じ

現車合わせを行いながら施工していただくことができました。

 

当然、クリアランスが無くなるため、ストレスがほかの部分に集中します。

もともと歪んでいる部分はできるだけストレスを逃がした状態にして施工します。

更新: 2016/02/13
サーキットではどうか

効果は誰でもすぐわかる。問題は何が判ってどう使うか。

結局はボディ剛性っぽいフォローアップに分類されるんでしょうが、

効果はステアリングインフォメーションの精度アップ。

 

でも、一般にステアリングインフォメーションをどう生かすかという事を

考えながら街乗りしている人はほとんどいない。

 

あくまでスポーツ走行するときに、いかに車が素直に動いてくれるか、

いかに多くの情報を提供してもらえるようになるのか。

余分な動きをしにくい構造、操作、そういうところに集約されていきます。

 

しばらくしたらサーキット走行をしてきますので、効果のほどはその時に…。

 

 

 

  • 購入金額

    10,000円

  • 購入日

    2016年02月13日

  • 購入場所

    も。ファクトリー

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