タッチパネルでないことを欠点としてあげているレビューもあるが、ボタンの反応性がAK120BM+より遙かによいことと、ボタン操作がメインとなるDAPのためよく練られた機能割り付けとなっており、実は結構快適。特に車のカーステがCD/DVD+ラジオの古いタイプでBluetooth機能やUSB入力がなく、今までわざわざCD-Rにベスト選曲を焼いたりして聴いていたのですごくめんどかったが、N5を繋いで(無線機能のないカーステとDAPなので物理的にAUX INに有線で繋いでいるが)サイドボタンでポチポチ操作すると実に使い勝手が良い。
そうなると膨大なCDのためこみをしたくなるのだが、実はこのN5、内蔵メモリがなく全てが外部のmicroSDカード頼り。しかしその分大容量128GBまでの対応で2スロットもあるので、フルに使うと256GBという大きなメモリ空間を得ることができる。これはAstell&Kernだと第一世代では最上位のAK120のメモリ増強(と外装交換)の特別仕様、AK120 TITANに匹敵するメモリ空間で、内蔵メモリの一部がプログラムファイルと共用の第二世代のAK120Ⅱよりも広く使える勘定になる。
ただ。
大容量のmicroSDカードって高いんだよねー。
容量に価格が線形比例するんじゃなくて、容量が大きくなると加速度的に価格も上昇するので128GB2枚ともなるとなかなか...しかしSDカード系には一部相性問題もあると聞くので、大容量カードを買って蹴られたらと素性が分からないカードは買いたくない。できればSD規格策定御三家(SanDisk、Panasonic、TOSHIBA)のいずれかがいいけど高いなーと探していると耳寄りな情報が。
SanDiskがAmazonブランドでmicroSDカードをリリースするが、それはSanDiskブランドよりも安そうだ、と。一応予価で1万切り(販売開始までに市場価格がそれより下がったら連動スライドする価格保証付き)だったので、発売前に予約。発売までの一時期小容量ので逃げて(これは本品が到着したのでファームアップ用に転用)
販売開始後すぐに手に入れたのがこちら。
Made for Amazon認証取得、SanDisk 128GB microSDXCカード!
スピードクラスはClass10のUHS-I、最大転送速度48MB/sを謳う高速カード。
「Made for Amazon」なのはFireタブレットの動作確認が取れていること。
中身的にはSanDiskのClass10 128GB microSDXCカード。
Cayin N5の推奨カードメーカーはSanDisk、SONY、TOSHIBAの3ブランドで容量上限128GB、Class6以上推奨という事なのでバッチリ。つか、SanDiskなら他にも転用効くので...Amazonの販売ページでは白とグレーのツートンのモデルが掲載されているが、実は「本商品はブラックまたはホワイト/グレーのツートンカラーのどちらかの発送となります。カラーを指定頂くことはできません。」ということで届いたのはブラックに赤文字の並行輸入品に多いタイプ。簡易包装で、厚紙で作った封筒状のものにクスリのPTP包装のようなパッケージで密閉されたmicroSDカードと保証内容と適用OSが記載された紙ペラ一枚。ケースやSDカード変換アダプタなどは付かないシンプルなもの。でも変換アダプタは他のモノであるのでいくつもいくつもは要らないし。使用中は必要ないケースなどゴミが少ないのは好印象。
性能的にはこんなモン(できるだけ「素」のPCがよいだろうと■のリアパネルのUSB3.0、もしくは2.0ポートにELECOMのUSB3.0対応メモリリーダライタを接続して検証)。
■USB3.0接続
■USB2.0接続
USB3.0がさほどに速くない(というかUSB2.0でさほどに落ちない)が、ま、安心のSanDiskでDAPは無事最大容量の256GBになったので、満足満足?
【仕様】
スピードクラス:Class10
最大転送速度:48MB/s
Made for Amazon認証取得:FireタブレットとAmazon Fire TVで動作確認済
製品保証:1年間
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購入金額
9,980円
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購入日
2015年10月16日
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購入場所
Amazon
れいんさん
2016/01/15
はやいこと
256GBのmicroSDと
256GBのiPhoneでないやろか
そしてそれぞれ導入すると
更なる大きな容量のものが必要となってくる
なんだろ
このスパイラル
cybercatさん
2016/01/15
その大容量を要求するリッチコンテンツがその大きさに見合った「リッチさ」が本当にあるのかはワカランですが。
Schrödingers Katzeさん
2016/01/16
どうせ安くなるしなぁ…とか、でも、小さいのがいくつもあってもなぁ…。
というのは毎度陥る悩みですな…。どんなメディアでも。
cybercatさん
2016/01/16