2016年も引き続き、はんだごて片手にいろいろと工作を進めてみようと思います。
最近、リワークも増えてきて、手持ちの(手動)はんだ吸い取り機もヘタってきました。
手動でも「はんだシュ太郎」というはんだごてに吸い取り機が一体になった機種もあるんですが、できれば自動が欲しい。
リワークが格段に簡単かつ、キレイにしあがるそうです。
以前より、自動の吸い取り機が欲しいと思っていたんですが、けた違いなのでなかなか手が出ず。
正月ということと、ヤフーでTポイントが最大15倍になるのにつられてポチっとな。
自動のはんだ吸い取り機にもいろいろとグレードがあって、据え置きタイプとハンディタイプがあります。
据え置きタイプはヘタすると10万円以上するので論外。
あとは、メーカーも幾つかありますが、使い慣れたHAKKOにしました。
FR300シリーズは比較的新しくて、FR800シリーズの後継機種ということのようです。
週末には到着予定なので、到着したらリポートします。
2016.01.09
さて、こちらも到着しました。
はんだごての10倍高価な、はんだ吸い取り機を買うってどうなんでしょうw
パッケージを開けるとこんな感じ。
付属品は少ないです。
手動はんだ吸い取り機と違ってモーターで吸引するんでしょうけれど、
イマイチ機構がわかりません。
手に持った感じは若干重さが気になります。
実際使ってみないと、この重さがどれくらい作業に影響するかわかりませんけれど。
温度調節は4段階。すごいです。
手もちのはんだごてより高性能ですw
というわけで、年明け最初の製作がまだなので、出番はもう少し後になります。
ちなみに、英語ですがこの動画が割とわかりやすいです。
2016.01.11
とりあえず、使ってみることにしました。
MCK-GENのピンソケットをはずしてみることにします。
基板右端の赤枠で囲った部分です。
ピンヘッダとかソケットってすごく外しにくいですよね?
ものの3分程度ではずれました(笑)もう笑っちゃうくらい簡単です。
吸い取り機の先端の穴にリードの先端を合わせて、はんだが溶けたタイミングでバキュームボタンを押すと、あっという間にはんだが吸い取られます。
リード部品なんかは瞬殺だと思います。
ピンヘッダとかソケットは手動のはんだ吸い取り機だとうまく処理するのが難しいと思います。
ホールの中に残っているはんだをキレイに吸い取るのが至難の業。
これを無理やり引き外そうとすると、基板が損傷したりする危険もあります。
また、吸い取ったはんだはフィルターで回収されるので、はんだの細かい屑が飛び散ることもありません。(その分、オプションのフィルター交換が必要になります。)
また、気になっていた重さですが、手に持って基板に先端を充てる操作をしてみたところ、
重心がうまく調整できて連続でスムーズに吸い取り作業を進めることができます。
このあたり、実に良く考えられていると思います。
また、バキュームの音ですが「ブルブルブル」っていう感じで思ったほど大きくはないです。
詳しくは前述のビデオを見てもらえると雰囲気がわかると思います。
ちょっと使用しただけで、この威力わかりました。
リワークが多い方は一度検討してみてはいかがでしょうか?
-
購入金額
27,000円
-
購入日
2016年01月03日
-
購入場所
ヤフーショッピング(あきばお~)
Yujiさん
2016/01/03
続報楽しみにしています!
mr_osaminさん
2016/01/03
吸い取る作業時にものすごい音がするそうなので、いまからドキドキしています。
FR300になって多少消音対策は施されたようですが、果たして?
Schrödingers Katzeさん
2016/01/04
年に数回って使用頻度だと、半田吸い取り線と、吸い取り器と、半田ごてのコストパフォーマンスの前には、諦めてしまうお値段。
作業量が増えれば、効率とか仕上がりに掛かってきますから、元が取れるお値段かもしれませんね。
意外と、金属製の丈夫そうなヤツより、樹脂製のでっかいヤツの方がちゃんと吸えて、壊れず長持ちだったりという経験をした修正器具でございます。
mr_osaminさん
2016/01/05
はい、まったくその通りで、コスパ考えると二の足踏んじゃいますよね。
ただ、リワークが増えてくるとやっぱり手動では限界があります。
うまく処理しないと、パーツを引き外したときにレジストがはがれてしまったりと、
かなりのダメージを受けることになりますね。
私も使ったことがないので、どこまでキレイに処理できるか、今から楽しみです。
CR-Xさん
2016/01/10
これ欲しいけど、思い切るには桁が一つ違うんですよねw
はんだ下手くそ(其処の人手をあげなさい。(-ω-)/)程有用なツールなんだがなあ。
mr_osaminさん
2016/01/10
私も買おうかなと考えていたところで、勢い余って行ってしまったクチです。
手動だと機構がアレなので、ハンダを沢山吸い取っているうちに、逆流して細かい半田くずを机上にまき散らす事態になりますよね。
飲み代少しガマンして買おうかw
みたいなノリでした。
Schrödingers Katzeさん
2016/01/11
少々年季の入った基板でもフラックス辺りの力を借りたらBGAとか以外ならサクサク外れそうです。
汎用品の組み合わせだと、どうしてもガツンと熱入れられなかったり、除去する段階で温度が下がってしまったりと、長く基板を熱してしまうことが痛めてしまう原因になりがちですけど、これだと最低限のダメージですみそうです。
経年劣化の問題はあれど、単体で手に入らないものも、パーツが乗った基板から頂くという選択肢がありそうなくらい便利そう…ですが、やっぱりどれくらい使うかと、フィルタ交換までどれくらい吸えるかかも知れませんね。
音周りだと、グランドのパターンが広い物が結構ありそうなので、温度が選べて溶けた先からきちんと吸えるのは、活躍してくれそうですね。
見掛け倒しじゃなくて、ちゃんと使ってみると使いやすいという辺りはさすが安心のブランドというか、さすがですね。
mr_osaminさん
2016/01/11
まず、片手が空くこと。作業時間が比較にならないほど短縮できること。
それと一瞬で吸い取れますから、基板を熱する時間が短いので基板や基板に繋がる
パーツへの負担が軽くなると思います。
>音周りだと、グランドのパターンが広い物が結構ありそうなので、温度が選べて溶けた先からきちんと吸えるのは、活躍してくれそうですね。
コネクタ周りとかですね。
表面実装部品の取り外しには向きませんが、いろんなシーンで使えると思います。
baelさん
2016/01/11
ぁ、呼ばれた。。。
mr_osaminさん
2016/01/11
値段のことを考えると誰にでも薦められる品ではないですね。
ただし、
過去に基板のリワークで何度も基板をブッ壊した経験がおありの方には朗報かと。
CR-Xさん
2016/02/10
最近再販の無い基板ばかりで端子類はんだするの躊躇してましたんで、パーツは替えがきくけど基板はねえ、3本以上足あると無理して外してたし。
mr_osaminさん
2016/02/10
あきばお~!一緒ですw
ここが最安でしたよね。
かなり強力なツールですが、標準ではリード部品が対象となります。
使い方のコツさえつかめばリワークが楽しくなりますよw
mr_osaminさん
2016/02/10