大小 2種類のビンの蓋が、それぞれ2色ずつのセットになっています。

760mlのビンは全高 152mmで 500mlのビンは全高 103mmとなっています。

スティック状のピクルスを作るには大きいビンで、細かくカットした野菜でピクルスや浅漬けを作るなら小さいビンといった感じでしょうか。

フタの真ん中のバルブは外せるようになっています。

これで専用ポンプを使って空気を抜いた時にうまく空気が漏れないようになっているのですね。

この他、各ビンに同じ「取扱説明書　浅漬けレシピ」が付いてきていますが

基本的な使い方の他、浅漬けとキムチのレシピが 1つずつ載っているだけでしたので、ピクルスの漬け方は自分で探してきます。

あと説明書には減圧率とポンプを動かす回数の目安が載っていて、下記の様になっています。

　　容量を -20%する　　500ml　3回、800ml　4回

　　容量を -30%する　　500ml　5回、800ml　8回

　　容量を -40%する　　500ml　7回、800ml　11回

通常は -30%くらいで使い -40%を限度として使うよう注意書きがありました。

減圧率が高すぎると食品や素材をいためる場合があるそうですが、ビン自体も普通のソーダガラスで薄いので強度の方も心配です。

圧をかければそれだけ速く漬かるのかと思っていましたが、圧をかければいいというものでもないようですね。

実際にピクルスを漬ける時間は探りながら行なう必要がありますね。

ピクルス酢は買ってくれば一番手間無しなのですが、以前に作った時に近所で手に入るモノはあまり美味しくなかったので、どうせならピクルス液作りから行う事にしました。

ネットで作り方を探すとクックパッドで見つかったので、下記を参考にピクルス液を作りました。

　※ ♡超簡単・2度使える基本ピクルス液♡ by ♡ひな祭り♡ [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが224万品

材料を混ぜ熱してアルコール・酸味を飛ばした後、冷ましたのがこちら。

元々液体だけで 300mlあったのが、大分減っていますが

野菜を詰めれば、丁度良い量です(^^

とここで、今回大根とにんじんを使ったのですが、先のレシピを読むとピクルス液に漬ける前に野菜にハーブソルトをかけ 1時間置くとあったのが抜けていました(--;

香り付けと塩で水分を抜くためと思われますが、ここまできたら仕方が無いとばかりに、クレイジーソルトを後から入れちゃいました(^^;;;

あまり気にしない事にしてフタを閉め減圧します。

先に注意書きに「-40%を限度として」とあると書きましたが、同じ説明書の「基本の漬け方・使い方」のページには「専用ポンプでハンドルが重くなるまで」とあり「約20～30回程度」という記述があります。
（先に貼り付けた画像の説明書を開いているページ）

いったいどっちなんだという感じですが、10回程度ではスカスカだったので結局30回くらいピストン運動させました。

普通にビンに詰めた場合は、最低一晩くらい漬けるのでとりあえず 2時間位ずつ様子をみる事にしました。

そう、2時間毎のつもりだったのですが．．．．．気付いたら3時間半経ってしまいました．．．

外から見ると薄くカットされているモノは結構ヘンナリしています。

フタを開けるには、フタの中心のバルブを押してやれば空気が入り簡単に開くはずなのですが、

押すだけでは中に空気が入らずバルブの周りを軽く持ち上げてやる事で一気に入りました。

減圧率が高かったせいですかね。

そしてピクルスですが

十分美味しくでき上がっています。

大根は 1.5cm角のモノでも結構しっかり漬かっていましたが、柔らかくしっかり漬かっているのが好みなら、もう少し減圧時間を延ばすと良いでしょう。

今回はすぐに美味しいピクルス酢が手に入らないのでピクルス液を自作しましたが、今回のレシピで出来上がったモノは好みの味でしたので今後も自作する事になりそうです。

今回は冷蔵庫にあった野菜で作りましたが、以前に作った時にタマネギやブロッコリーが美味しかったので、いろいろ試してみたいと思います。

ビンも 4つあるので作り置きやキムチ作りにも挑戦してみますかね。