以前mineo Dプラン(ドコモSIM)のレビューを掲載しましたが、実はそのSIMを注文するときに同時にAプラン(au SIM)の方も注文していました。これについてはそのうち改めてレビューするつもりです。
一応現時点で利用しているauのスマートフォン、URBANO L03やiPhone 6でもこのSIMは使えるのですが、正規のau SIMが既に存在している端末で使っても旨味はありません。
そこで何か適当な端末を調達しようと思っていたのですが、どうせなら今まで使っていなかったAndroid 5.0以降に対応した端末が良いと思っていました。厳密に言えばNexus7はAndroid 5に対応できますが、性能的にそろそろ厳しいですからね。
auの端末であれば他社と比べると中古価格は比較的安めなのですが、11月中旬以前に調達したmineoのSIMはau VoLTE非対応という制約があり、比較的新しい端末はiPhone 6系以外使うことが出来ません。よってURBANO L03と近い世代で前述の条件を満たすものという、なかなか限られた選択肢から選んだ結果、購入したのがこのLG isai FL LGL24でした。XPERIA Z3 SOL26やAQUOS SERIE SHL25よりは安かったというのが決め手です。
購入時点でAndroid 5.0.2が導入済みでした。
若干中途半端ながらハイスペック
とりあえず現時点でのホーム画面です。まだ殆ど新しいアプリなどは入れていませんが…。
画面解像度はWQHD(2,560×1,440 Pixel)対応であり、私がPCで常用するWUXGA(1,900×1,200 Pixel)よりも広いというのが驚きです。
標準状態でメモリーの空き容量が少ないという話は聞いていましたので、使い始める際にMVNO SIMでは用事の無いauの固有サービスのアプリなどは停止していますので、想像していたよりもずっと快適に動きます。
端末情報などはこんな感じになります。
CPUはQualcomm Snapdragon 801 MSM8974AC(2.5GHz)と一世代前のハイエンド仕様であり、性能的にはまだまだ十分通用するレベルでしょう。むしろこれ以降のCPUが載っていると例外なくVoLTE端末となってしまうはずですし。ちなみにURBANO L03は同じSnapdragon 801ですが、周波数が異なるMSM8974AB(2.3GHz)と若干落ちます。画面解像度の違いがありますので、実質的な性能は大差ないかも知れません。
本機はスマートフォンとして初めて24bit/192KHzのハイレゾ音源再生に対応しているとのことで、内蔵ヘッドフォンアンプのクオリティーもまずまずという線は確保しています。もっとも、Astell&Kern AK10を接続した方がもちろん音は良くなりますが。
これでRAMを3GB搭載していて、画面の明るさに自動調整があればかなり満足度の高い端末だったと思うのですが、その辺りの詰めの甘さは悔やまれるところです。特にRAMについては後継のマイナーチェンジモデルでVoLTE対応端末である、isai VL LGV31で増量された部分ですので尚更です。
最も販売価格からすれば高水準であることに疑う余地は無く、コストパフォーマンスには充分満足しています。
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購入金額
15,800円
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購入日
2015年12月03日
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購入場所
ノジマ
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