Intel製SSD、535シリーズの中堅、240GB品です。
前作530からNANDプロセスが20nm→16nmとなったプロセス改版品になります。
今回のパッケージは茶箱のバルク品です。
開封すると本体とステッカーのみのシンプル構成。
まぁ茶箱だからネ。
ロゴとシールがオシャレ
本体表面にはでかでかとintelのロゴマーク。
これはシールではなく刻印(プレスかな?)が。
そしてCPUの箱とかでも使われてる平面研磨(ポリイミド層の直下層?)的な絵。
ロゴ部分は光沢処理がされていて個人的には好ましいです。
まぁ裏面はいつもの無骨な感じですけどネ。
ランダムWriteが遅い
Crystal Disk Markの結果ですが、
まぁわかりやすい見事な結果になりました。
Read時はテストファイルサイズに依らない綺麗な結果なのですが、
Write時はランダムパターンだけ軒並み落ちるという結果に。
4Kだけは安定していますが、それ以外はもう…。
ただこれはintel製NANDが、と言うわけではなく、
砂コン(SF-2281)の特性に依るものだと思います。
(取り消し線@15/11/30→残念なところに)
それ以外はReadを見てもシーケンシャルで500MB/s付近をマークし、
カタログ値:Read540MB/s,Write480MB/s
に対して、Write値では越えるという良い実性能だと思います。
ReadはともかくWriteで公称を越えているのは優秀でしょう。
ランダムWriteがもっと良ければ…
特定のベンチさえ見てれば速くていい感じ♪なのですが、
ランダムWriteがこの程度だと、正直残念感が否めません。
実用的にはやっぱりランダムWrite値を重視したいですからね…。
250MB/sだと、他の廉価なSSDに追いつかれますし。。。
Intelブランドとは言え、砂コンですから、こんなモノと言えばこんなモノなのでしょうか。
もっとも535買うなら730買えよ、という話はあるんで、これ以上強くは言えません(笑。
Intel部品が載ってない(15/11/30追加)
この項目では解体(開封)を行っています。
このような行為は動作に支障をきたしたり、保証の範囲外の行為となります。
と、一応言い訳しておきます。
まずケースを開けていきます。
ネジ4本で固定されています。3本は見えますが1本はシールの下に隠れています。
指で対象の位置をぐにぐにして、シールが歪んだところを目標点に剥がします。
ネジを外した後はなんの抵抗もなくぱかっと外れます。
うん、開けた瞬間絶対気になることがある。
( ゚д゚) (つд⊂)ゴシゴシ (;゚д゚) ←こんなんなる。
わかる、わかるけどちょっと待って。まずこっち。
上蓋にはショート防止に樹脂シールが貼ってあります。
四隅のねじ穴の部分で押さえられていて、触れることはないはずですが、一応処理されています。
というわけで、さぁ行きます。
いざ行きます。
さっきの写真で気づかなかった方のために、アップでどーんと、ハイ!
hynix製NANDじゃないですか!
おいおいどういうことなのよ、ということでGoogle先生に聞いてみたところ…
Amazonのレビューに書いてありました。はい。
120GB品についてですが、書いてありましたね…。
というわけで前半のintel製NANDの記述は嘘でした。
深くお詫びすると共に、ここに訂正させて頂きます(絶望放送謝罪記者会見風。
ちなみにコントローラーは大丈夫でした。
刻印はSEAGATEとなっておりますが、
SandforceはLSI→Avago→Seagateと遷移し、今はSeagateとなっています。
ちなみにこの240GB品は両面実装です。
16チップ載っているので、16Gbit品です。
結果的に、
- Seagate製コントローラー
- SK Hynix製NAND
となっており、もうintel関係ナイジャナーイでした。
レビューでノータッチなところ
触れづらかったのですが、
コントローラーだけ冷却対象になっていて、
熱伝導性シートに接触されています。
ギャップフィラーパッドとかそんな感じのやつです。
これが多少ペタペタしてるのか、
基板をケースから引っぺがそうとするとちょっと抵抗があります。
しまう時はちゃんと接触が取れるようにちょっとしっかり押し当ててあげます。
まぁ基本的にやっちゃダメなんですけどね。
真ん中のネジ穴はなんのために用意してあるのかが気になりますねー。
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購入金額
9,980円
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購入日
2015年11月頃
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購入場所
BUY MORE秋葉原
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