イタリアのメーカーが製作したリアル系レースゲームです。
主にヨーロッパメーカーの実車が多数収録されています。
ポルシェはDLCでかなりの車種を追加可能。
評価はかなり低いですが、レースシミュレーターとしてはまずまず面白いです。
定価ではちょっと…ですが、Steamのセールで買うのなら、ありでしょう。
グランツーリスモのように、超絶リアルなグラフィックではありません。
このゲームはニュル北コースを、イカレた速度でかっ飛ばすと、とても気持ちいいです。
ニュル北コースはドリームパック1というDLCで解除されますので、あわせてどうぞ。
フェラーリ優遇、ドイツ勢冷遇、日本勢空気
グランツーリスモシリーズはプロのレーサーが絶賛するほど車の挙動がリアルだそうですが、この作品はメーカーや車種によってパフォーマンスに優劣があります。
全体の傾向としては、標準的に収録されている車は、操作性が悪い。
ただしイタ車全般とロータスは別格で、ありえない速度でもバキバキ曲がっていく。
フェラーリとランボルギーニでは、圧倒的にフェラーリ優遇。
コルベットとマスタングも主にハンドリング面で優遇されていて、アメ車のくせにモリモリ曲がる。
パガーニは、初めて乗って1周目で同車のニュル記録が出たんだけども。。。\(^o^)/
死ぬほど乗りやすい。
標準で収録されている車種の多いBMW、アウディは必然的に乗りずらい車種が多い。
マクラーレンとベンツの扱いはさらに酷くて、死ぬほど曲がらないしブレーキも利かない。
DLCで購入する車はわりと素直な味付けの車が多い。
その中でもDLCのポルシェはロータス・フェラーリ並に曲がる・止まる。
日本車は優遇も冷遇も無しで、GTRやスープラは実車通り曲がらない、止まらない。
車種によってはエンジン音がかなりチープ
どうも収録車種全車のエンジン音をサンプリングしているわけではなさそうで、かなりチープなエンジン音の車が多数あります。
全体に共通しているのは、腹に響くような重低音、脳天つきぬけるような高音がザックリと切り落とされてます。
これはフェラーリであっても例外なしです。
唯一これは気持ちいぜ!というのは、FXX Kとラフェラーリ。
収録車種中、最も最低な音がするのもフェラーリで、SF15-T(F1マシン)で、完全に偽物の音です。
あと、せっかくのバブリングの音(アクセルOFFにしたときのゴボゴボいう音)が小さくてほとんど聞こえない。
そこはデフォルメしてブリブリ聞かせたほうが気持ちいいんじゃないかな。
煮詰め甘々なところがイタリアン
雑な設計に、日本のゲームがいかに考えられているか、よくわかります笑
・レース中に設定変更できない。
・キャンバー角、トー角が、+なのかーなのかわからない(中立の位置がどの数字なのか説明がない)
・ゲームパッドだと、スロットとブレーキのキーアサインを変更できない(どうしてもの場合は、ハンドルコントローラーとして認識させます)
・シングルモードのレースに、予選がない
・スタートする前から時計回ってる(謎)
・テクスチャ突き抜けて、4次元空間をフリーフォールするバグがけっこうある
・お手本の走行ラインがいい加減(とくにブレーキ)で、信じて走るとAIにすらぶち抜かれる
・ピットも作業員がいるわけでもなく、止まって出発したら作業完了…
イタリア製ということを考えれば、バグも少なくてよく出来ているともいえます…(゚Д゚;)
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購入金額
1,500円
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購入日
2017年04月22日
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購入場所
Steam
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