ハイブリッドネットスポンジと言いましても、決して電池の力で音波振動するわけではありません。

スポンジを覆うネットに2種類の素材が使われていることが由来です。

１つは、アクリル系素材の糸。　アクリル糸のループが油汚れを絡めとります。

２つは、透明フィルム素材。　　透明フィルム膜が、そのエッジを活かして汚れを掻き取ります。

その様子を目で確認することは出来ませんが、使ってみれば効果を実感できます。

中のスポンジの固さもちょうどよく、フルートグラスの底等を洗う時に奥の奥まで差し込めます。

このスポンジは使う間にどんどん汚れてしまい、見た目は悪くなるのですが、スポンジ自体はヘタりません。

汚れ落としの性能が、ずっと長続きします。

少量の洗剤で、油汚れがしっかりと落ちます。

少々の焦げ付きも、しっかりと除去できます。

細長いグラスの底も、スポンジの固さが幸いして、底までしっかりと洗えます。

少量の洗剤で洗えますので、結果としてすすぎ水が少なくて済みます。　経済的です。

洗い上がったグラスの透明感が違います。

脂の付いたタッパーウェアを洗う時も、性能の良さが実感できます。　キュキュっと音が出ます。

これには 愛用している洗剤「花王のキュキュット」も貢献していると思います。 

スポンジ自体も少しづつ縮むようです。　右からふたつ目で使用後2週間程度です。

イチバン左のスポンジは、年末大掃除に最後の出番があるので、まだ捨てていません。

100均で売られている3〜5個入の商品と比べると、このハイブリッドネットスポンジは、ひとつ300円弱と、10倍以上の価格差があります。

でも、100均のそれと比較すると、

まず耐久性が違います。　

きちんと性能試験をしたわけではありませんが、5〜10倍の耐久性があると思います。

次に使用する洗剤の量が全く違います。

これも実験を伴わない「個人の感想」ですが、３〜５分の一程度の洗剤で洗うことが可能です。

汚れを掻き取る力も強いので、ネットが破れてからも、換気扇やコンロ周りなど、使い捨て覚悟で最後の一仕事を任せることが可能です。

この時はマジックリンと組み合わせて使って下さいね。

私は、最初にグラス用〜次にお皿用〜次に油汚れ・タッパーウェア用にと

順次降ろして使い、最後に外回りや換気扇等の汚れ落としに使い、それから捨てるようにしてます。

店頭ではオレンジの商品しか見かけませんが、Amazonなどではグリーンの商品も買えるので、色分けで「油汚れ」「グラス」と使い分けるのも良いと思います。

ビールやコーラを注ぐグラスは、汚れが落ちていないと泡だらけになります。　

これくらいなら許容範囲でしょ。