レビューメディア「ジグソー」

歌詞を歌い手と貴方のことと取るか、あ⇔ぺのことと取るか、それが問題だw

所持する音楽データに対する私利私欲...イヤ私情私見あふれるコメント、音楽の杜。こういった分野のものは「好み」ですし、優劣を付けるのもそぐわない気がしますので、満足度の☆はあくまで私的な思い入れです。以前はなかなか得られなかったアーティストの情報が現在ではネットなどを使えば簡単に手に入ります。特に記事や動画に貼られる商品リンクは確実にセールスに貢献していると感じます。ある一本の動画をきっかけにさまざまな情報を得、それがきっかけで入手したものをご紹介します-第二弾w

「芋づる式洲崎綾Part2」。インターネットで何気なく見た動画に惹かれ、

その元ネタとなった番組にはまり、

そのあとパーソナリティーの一人に注目し、主に音楽系のアイテムを集めたのは前述の通り。

デビューが遅いので、誰でもなにかの役の声を聴いたことがある/アニメに疎い人でも声ですぐキャラが思い浮かぶ...というほどにはまだメジャーではないが、いくつか主役(級)のキャラ(たまこまーけっとの北白川たまこやシドニアの騎士の星白閑など)も担当したり、人気ゲーム「艦これ」の人気キャラ(雷・電・鳳翔他)に声をあてたりしているので、ゲーム・アニメ系に興味がある人であれば、名前は知らなくてもその声は聴いたことがあると思われる女性声優、洲崎綾

もともとはそのラジオでの彼女の天然系のあけすけ女子トークが面白くて興味を持って調べると実に歌が上手い!!ということで前回は歌モノ中心に広げたが、今回も似たような感じで芋づる式に、でも少し広く。

なんにせよcybercatとしてはラジオ(Webラジオ「洲崎西」)が起点なので、洲崎綾というとまずそちらから...ということで、この夏放送された「WebラジオのTV化」というワケわからんw企画のアニメ「洲崎西 THE ANIMATION」主題歌を含む初のフルアルバムを。

今まで洲崎西でコンビを組む西明日香とのユニット?「洲崎西」としては2013年から毎年年末に行われているライヴ+トークイベント、「SEASIDE LIVE FES」に向けたオリジナル曲を出したのが中心。これはシーサイド・コミュニケーションズが文化放送 超!A&G+で提供(というかプロデュース)している複数のラジオ番組のパーソナリティーが集まって行うイベント。洲崎西としては、2013年は他番組と合同で1枚(洲崎西は4曲担当)、2014年は前年同様の全番組合同のものに加えて、その中から担当4曲に全体曲1曲を抜粋したミニアルバムを単独名義で出した。そして今年は前述のアニメの主題歌シングル“Smile☆Revolution”

をリリース。

つまり今までコンピレーションアルバム2枚参加に、ミニアルバムとシングル各1枚という状況(ミニアルバムの楽曲は2枚目のコンピアルバムに全曲含まれるが)。

そんな彼女たちが出した初めてのフルアルバム。「洲崎西 THE ANIMATION」主題歌の「Smile☆Revolution」を含むが、アニメも終わりそれとは直接の関係はないので声の造りも少し異なる。また「SEASIDE LIVE FES」ではいくつかの番組のうちジョーカー的立ち位置の番組なので?ポップでややコミカルな曲調なものも多く、声を「造って」いるが、この作品ではもう少しナチュラル。

相変わらずうまいぺっちゃん(洲崎綾)とカワイイ歌声のあっちゃん(西明日香)の歌声がたっぷり堪能できる。

Destination」。これにドハマり。超へヴィローテーションで聴きまくっている。歌詞がまず良い。ラジオでの彼女たちの良さって、一番はその「あけすけ女子トーク」なんだけれど、単にバカ話しているだけではなくて、彼女たちの「芯」がしっかりしているので上っ面感がないわけ。その芯とは、いろんなことにチャレンジしよう、振られたことは全部受け止めて行こうという心意気。その未開の地でも前に前に行こうとする気持ち、もっと高みを目指したいという気持ちが表れたような歌詞。♪たどり着いた/ここはきっと/まだホントのゴールじゃないから/夢は終わらない/どこまでも道はつづいてく♪そして楽曲もベースが打ち込みながらすげぇ気持ちよい。サンプリングだろうけど芯があるノーマル系の音とガツンとくるスラップのプッシュの音、いにしえのアナログモノシンセのf0割り込んだようなブリブリ言っている感じの3音色が効果的に使われノッリノリ。ベース音色が明らかに3種類もある楽曲ってとっ散らかってんじゃないの?と思われるかもしれないが、使用シーンが効果的で違和感なし。曲は「Smile☆Revolution」の須田悦弘で彼自身が打ち込み、キーボード担当。唯一ギターにsegarl(セガール) が加わるのも同じ。でもこの曲のアウトロのギターソロ、フレーズにうまくピッキングハーモニクス気味の音を織り交ぜていてかっけぇぇ!

Believing」はややベタなバラードだけど、切ないぺっちゃんの声で始まり、幼い感じのあっちゃんの声が追いかけるその歌詞のパート割もよく沁みるガチ曲。♪(あ:)離れてる時だって/もうひとりきりじゃない/(ぺ:)君の存在があるから/さみしくなんかない/どこにいたって/(あ+ぺ:)つながっている/You can be the One♪コレは聴いている自分に語りかけられていると解釈するか、あっちゃんとぺっちゃんの二人の関係とみるべきか...wサビラストにもう一段再展開が入っているのもいいな。

ラストの「永遠のプリズム」は電子音のシーケンスパターンが鳴る、チョイ懐かしい感じ(昭和感?)のイントロから、バックビートにスネアが入らないAメロ、ベースが強調されリズムが凝っているBメロ、そしてキャッチ―なサビに続くと構成が凝っている曲。この曲も歌詞の内容がやっぱりいい♪「辛い」という字に/ぴっと「一」(いち)を足してみる/そんなものさ/幸せの定義は/全てが/捉え方次第なら(It's up to you)/この時を/楽しまなきゃ/損だよね♪

付属のDVDはジャケット・ブックレット撮影風景とその時のオフショット。二人の仲の良さが伝わるけど、普段見られないレコーディング風景なんかの方が良かったかなぁ。ラジオでもふだんの仲の良さ、わちゃわちゃさ加減は伝わるのでwオフショットは想像つくというかなんというかw。

封入ブックレットの撮影を口実に?イチャイチャする二人w
封入ブックレットの撮影を口実に?イチャイチャする二人w

今までで一番ナチュラルな声で歌っていて、「造りモノ感」がなく自然にノレる。声優CDって一抹漂うその「人工感」がダメなこともあるんだけど、これはそれがなく、とってもいい感じ(ま、声のプロなので声を造ってないわけではないのだが←曲調によってビミョーに違うので)。それだけ洲崎西では二人とも自然体で「構えて」ないのかな、なんて思ったり。

やっぱり仲がよいふたり..
やっぱり仲がよいふたり..

明後日(2015年12月6日)のイベントでも歌うんだろーなー(遠い目

【収録曲】
1. Start Line
2. YELL
3. Destination
4. My Way
5. Believing
6. ドラマみたいなLIFEしたい
7. Smile☆Revolution
8. Dear My Boy
9. 心に仮面系女子
10. 永遠のプリズム

「Smile☆Revolution(SPOT)」

↑この曲、アルバム全体だとむしろ異質と言える曲調だが他にないので

  • 購入金額

    3,500円

  • 購入日

    2015年11月07日

  • 購入場所

    シーサイドSHOP

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