レビューメディア「ジグソー」

業務用冷蔵庫のレビューなんて意味がないとお思いでしょうが        ネタは仕込んでます   「16粒の不思議の石」

ホシザキの台下冷蔵庫(コールドテーブル)のご紹介です。

ドアや天板はステンレス製で、お手入れお掃除が簡単に行なえます。

 

冷却板に付着する霜を溶かして排水する、もしくは庫内の温度を下げる時に発生する水分の排水の必要があるのですが、家庭用冷蔵庫は、自らが発生させる熱を利用して蒸発させる仕組みを持っています。

しかし、業務用冷蔵庫の多くは、そのまま筐体下部に備わるドレンパイプから排水する仕組みです。

 

この理由から、家庭用としては不適格です。

 

今回はこのドレンに関して面白い?話を書きますので、どうぞ最後までお読みください。

 

更新: 2015/11/19
クオリティ感

ステンレスの外板はお手入れが楽で清潔感があります

磁石が反応するので、高級な素材でないことは確かですが、外板はステンレス製です。

この素材は、匂い移りや錆の心配が少ないので、厨房内に設置するには最適です。

テーブルトップはフラットなので、その上で調理や陳列が出来ます。

高さは、まな板を置いて作業する為の数値を持ちます。

 

高さを自由に調整できる4本の脚で立ちます。 

厨房内の床は、排水を考えて傾斜を持たせていますので、この機能は必須です。

 

 

更新: 2015/11/19
実用性

ストイック 単機能な冷蔵庫

庫内は昔ながらの樹脂製です。 コーナーは丸く成形されているので、拭き掃除が楽です。

扉裏には、普通の冷蔵庫のようにボトルや缶を並べることができるような工夫があります。

バター用卵用の専用スペースはありません。

冷凍庫もチルドルームもありません。

ストイックな冷蔵庫です。

 

本体左側に心臓部があります。

操作パネルもその部分にあり、透明樹脂パネルで覆われてます。

操作パネルといっても、設定温度を変えることと、漏電モニターを行うだけです。

温度設定は、デジタル表示で示すマイナス3度からプラス12度の間で設定可能。

操作パネル下にある、強制空冷用エア取り入れ口に備わる樹脂製フィルターは

磁石でロックされる形で備わります。 お手入れが簡便に行えます。

庫内は心臓部からファンで冷気を循環させる方式ですので、冷えムラは少ないと思われます。

 

(前任機は庫内奥に冷却板を並べた、古〜い昭和中期のシステムでした このあたりホントに業務用冷蔵庫って時代遅れです)

 

但し前述のとおり、庫内で発生する水分は全てドレンから排出されるので、ホースを繋ぐか

水受け皿を設置する必要があります。

空調が効いた店内でも、夏季には100cc/1日。 冬季でも20cc/1日前後の排出があります。

それに、、、

更新: 2015/11/19
コストパフォーマンス

業務用電化製品の値付けは馬鹿げてる?

定価421,200円にして、ネットでの実売価格は最安で80,000円台って、どう云うこと?

 

これは冷蔵庫に限ったことではなく、店舗用エアコンでもそうなんです。

定価百万円に対して、実売価格は30万円前後は珍しくありません。

 

おそらく、店舗設計事務所が最終的な見積もりを纏める時に「どガチャか」するための余白なんでしょうか?

カーテン・ブラインド・壁紙・タイル、多くの建設素材もそうだと聞いています。

 

ただ家庭用冷蔵庫に比べると、「すぐに欲しい」「届け先時間指定が厳密」「周りの什器に気を使う」「前機の引取りの段取り」等など 納品や納金に 色々なしばりがあるかもしれません。

 

安いからといって、納期の判らない業者さんに注文し辛いのが業者の辛いところであります。

 

家庭用冷蔵庫の「至れり尽くせり感」「多機能」「省エネ性能」を見ると

この業務用冷蔵庫の定価は馬鹿げているとしか言いようがありません。

 

もし厨房をイチから作り直すなら、この種の割高なコールドテーブルを使わない構造にすると思います。

更新: 2015/11/19
スペック

173リットルで40万円の冷蔵庫って

外寸   幅1150×奥行450×高さ800(mm)

内寸   幅887×奥行350×高さ591~595(mm)

重さ   49キロ

内容積  173リットル 

消費電力 冷却時143/148W 霜取時31/31W 単相100V(50・60Hz)

 

更新: 2015/11/19

ネタです

購入後2年を過ぎるか過ぎない頃、庫内に水が溜まる様になりました。

 

はて? 

 

ドレン下に置いた水受けには、ほとんど水がありません。

 

さては、ドレンが詰まったのか? それにしても何が詰まるんだろう? 

と想像しながら、左側にある冷気が出てくるファンカバーを外します。

果たして、想像と違わず電動ファン裏側に冷却板があり その下には漏斗状の水受けがありましたが、そこには排出されない 水が溜まっておりました。

 

ホースを傷めないようにと考えて、樹脂製ストローで「ツンツン」しましょう。

程なく詰まりが解消され、一気に水が流れてくれました。  

 

が!

 

 

その時に、排水皿から「カランカラン」と金属音が聞こえるではありませんか?

皿を見て驚きました。

 

そこには謎の石が16粒見て取れます。
   
なんじゃこりゃ? 
 
試しに磁石を近づけましたが反応しません。
水垢が固まったものにしては、綺麗な球形に過ぎますし、とても固いものです。
金属板で押しつぶしてみると、粉々に砕けます。 
何かを思わせる匂いはありません。

 

2年経ったとは云え、まだ新しい冷蔵庫です。 

冷却板下の漏斗状の部分にも 目立つ汚れはありません。

まさか排水ドレン側から小人が何かを押し込んだということもないでしょう。

 

ここで今流行りの陰謀説を考えました。

 

ホシザキが、予め冷却板周りに「謎の石」を仕込んでいる。

冷却と除霜作業が繰り返される内に、少しづつ石が剥がれる仕組みになっている。

石が落ちて、排水が詰まるのは一年の保証期間が過ぎた頃。

修理・メンテナンスを依頼されたホシザキ電機は、簡単に修理を完了させるとともに メンテナンス契約や新規需要の契約を得る。

 

考えすぎでしょうか?

 

しかし、余りにも不思議な石。 みなさんはどう思われますか?  

 

石は保管しておりますので、化学系のお仕事をなされている 方で「調べてみたい」とお考えの方は居られませんか?

ホシザキに直接尋ねるのが一番早いとも思いますが、現在は困るところにありませんので 陰謀説の流布で楽しみたいと思っております。

 

もし、自然に形成される「不思議の石」なら、このあと2年を待たずに再生成されるはず。

 

、、、と思い、上の記事とほぼおなじものを拙ブログに掲載したのは去年の4月。

 

もうあれから2年経ちましたが、何も詰まりません。

 

今も検索窓で「ホシザキ冷蔵庫 ドレン詰まり」を入れると、その頁が一枚目に表示されます。

でも、どこからもなにも問い合わせはありません。

 

私のホシザキマッチポンプ説は、タダの妄想なんでしょう。

 

件の杭打ち偽装問題にしても、報道には明らかに流行りがあるようです。

昨年に発覚した、良く似た事件はすぐに忘れ去られています。

このドレンから出た「不思議の石」のお話も、いつか皆さんに共感を呼ぶ時がくるかもしれないので

大事に取っておきます。

 

え? そうですよ。 これが今回のネタです。 

え? ダメですか、、、 次はもっと面白いものを仕込んでおきます。 

申し訳ございません。

 

  • 購入金額

    100,000円

  • 購入日

    2012年04月頃

  • 購入場所

21人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (11)

  • atsuo@tokyoさん

    2015/11/19

    SEやっていた時に営業が作った見積書を見ていたら「フロッピーディスク 10枚 1万円」を 0円にして値引きに充てていたのを思い出した(^^;;;
  • フェレンギさん

    2015/11/19

    フロッピーディスク 10枚 1万円!!!!!

    面白すぎです。
  • アラクレさん

    2015/11/19

    面白いというか・・・怖い話ですね。
    ようはS●NYタイマーをわざと作ってたってことですもんね・・・。

    故意か偶然か・・・なぞですね
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