先日参加した「稲沢ロックフェス」。若いバンドから還暦を迎えたメンツも含むようなオ○サンパワー全開のバンドまで、みんな音「楽」してて、すごく楽しかったんだけど、このときの目当ては川口千里ちゃん
のスーパープレイ。いつもやってるジャズ~フュージョン系でない古典ロック系の曲はすごく楽しめたが、そのあとの物販では買う物なかった←全部持ってるからw
ここで前述のExotic's Tripper
と同時に購入したのが、招待枠の最初のバンド、ハイカラオリーブの新譜。3人組のこのバンド、リズム隊(ドラムス+ベース)が男でキーボード&ヴォーカルが女の男女混成のバンド。コミカルな曲からフュージョンタッチのオシャレな曲までレパートリーが幅広く、ヴォーカリスト(北野キャサリン里奈)の声質と剽軽なベーシスト(荒尾アフロ研司)のMCも楽しくて気に入り、物販に出てきていたメンバーと「あの曲どっちに入っていますか?」などと話をしながら、購入した彼等のセカンドミニアルバム“すぺいしぃ”。
ライヴでは聴けなかったリリカルなバラードもあり、とても気に入ったわけ。
「シンクロニシティ」はライブでも最初に演ったアゲ曲。ただ1コーラス目はバックビートにスネアが入るんでなく、タム回しで民族音楽風?のダイナミックな躍動感に溢れていて、ちょっと似たアーティストが思いつかないオリジナリティ。中間部の効果音?はまさに「スペーシィ」。ラストに急にバックがオフってヴォーカルだけが残って終わるのはベタながら、合ってる。
「星空」はライヴでは聴けなかったバラード。ローズ風音色のエレピと、沁みるハスキーなキャサリンの声。アフロのベースの装飾音がセンスいい。弾きすぎず、でもとき間に入るプル音が空間を切り取る。♪ありふれた日々が何よりも/大事なんだって教えてくれた/あなたが♪
「愛と夢と希望の日々」。この曲が気に入って、「あのコミカルな曲(「馬鹿ップル」)のあとに演った曲、ナンデスカ?」と確かめて買ったもの。これはドラムスのハネっち。その名の通り軽やかにハネるリズムにオサレなコードが乗り、キャサリンのファルセット気味の声が浮かぶ。ライヴよりCDの方がタイトでドラムの音がカッチリとしていて、トップシンバルがスウィンギィ。ベースも歌ってるなぁ...
パッと見、剽軽なアフロのキャラやハデなCDジャケット、「馬鹿ップル」の様なコミカルタッチの曲に注目が行ってギャグバンド??というような印象を受けるが、聴くとそれらに引きずられない確かな実力とセンスがある。これは気に入った!イロイロ収穫のあった、稲沢ロックフェス'15 関連はこれでオシマイ。また、来年も行ってみたいなぁ。
【収録曲】
1. シンクロ二シティ
2. そういう日もあるさ
3. 馬鹿ップル
4. 星空
5. 愛と夢と希望の日々
6. 今を生きる人へ~あの日の空を忘れない~
「ニューアルバム『すぺいしぃ』トレーラー」
実際の⇒「稲沢ロックフェスステージ」(フル。終盤のトラブルも入ってるw)
「シンクロニシティ」~「炎のランナー」~「影踏み」~「零」~「馬鹿ップル」~「愛と夢と希望の日々」~「LOVE?」
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購入金額
2,000円
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購入日
2015年10月17日
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購入場所
稲沢ロックフェス'15
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