JRの券売システムが、よくもまあマトモに稼働しているなあ、とつぶやいてしまうお話ですね。

yookano794さん ＞
コメント頂きましてありがとうございます。
JRの券売システム「マルス」というのは非常に有能な端末ではあるのですがたまーにとんでもない大ボカをかましてくれることがある困ったちゃんです。

多くの場合は実際にシステムを運用している中の人のミスだったりするのですがたまにとんでもない乗車券類を叩き出してきたりして笑えますね、

それはさておき、今回紹介した「風っこ」と「みのり」号の指定席料金の件ですが
確かに列車時刻上は「みのり」の時間ということになっていまして、旅客案内上もほとんどが「みのり」ということで通されています。

ただ、マルスの席販情報上は完全に「別列車」扱いとなっているためマルス内部の料金データ上はきちんと区分して料金額を計算しています。

そのため、マルス端末の空席情報を紹介しながらの串刺し検索が可能な「えきねっと」でも運転区間・時刻が全く同一でありながら「別列車」として検索されていましたね。

なお、同様のマルスシステムの席販データの成約による「別列車」扱いの列車はほかにもいくつかあって、
一部の筋で有名なのが来年の北海道新幹線開業で廃止となる「急行はまなす」号のカーペット車や、上越新幹線「MAXとき」・「MAXたにがわ号」、山形新幹線「とれいゆつばさ」の座席車とお座敷車などが挙げられます。

なお、余談として「はまなす」号のカーペット車は料金的な取扱は「急行指定席」扱いですがマルスシステムの座席要求における端末入力は列車名を「はまなすカーペット号」に指定し、
更に席区分を「B寝台」に設定しないと座席要求が蹴られるという出札担当が端末の仕様を熟知していないと一元では空席確認すら出来ない迷列車となっていますね。