最近では標準サイズの128GB SDXCメモリーカードは随分安くなり、64GBの2倍強でごく普通に買えるというところまで価格が下がってきました。
しかしmicroSDXCはそれと比べるとやや高めの価格設定となっていて、64GBまでは標準サイズとほぼ同等の価格で売られていることが多いのですが、128GBとなると格安品が一気に少なくなります。
しかしこの製品はまさに「64GBの2倍強」という価格を保っていますので、それで使い物になる性能であればお買い得だと思い、試しに1枚買ってみることにしました。
パッケージデザインはGigastoneのフラッシュメモリー製品に共通する、いつもの赤基調のものとなっています。
書き込みはもう一歩だが安さでカバー
それではいつも通りのベンチマークの結果です。カードリーダー/ライターはiBUFFALO BSCR09U3WHを使っています。
Crystal Disk Mark Nano Pico Edition
まず、読み出しについては十分すぎる速度です。このカードリーダーで80MB/sを超えるのは高性能モデルばかりだったのですが、ついに普及クラスの製品でもここまでの速度が出るようになってきました。
一方、書き込みに関してはクラス相応でしょうか。それでもシーケンシャルで20MB/sは確保できていますので、悲惨なほど遅いというわけでもありません。
そしてある意味最も驚かされたのはランダム4Kの値です。以前同じGigastoneのSDHC 32GB Class10を使ったことがあったのですが、このときにはランダム性能が極端に弱く、シーケンシャルで使い続けるドライブレコーダー用に回してしまったことがありました。その点、この製品は特別に速いというわけではなくても、ごく普通の水準は保っていますので充分許容範囲に収まっています。
microSDXCの128GBでこの価格ということを考えれば、ごく普通の性能であるだけでも十分評価に値します。この価格水準を保っている限りはお薦めできる一品です。
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購入金額
5,800円
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購入日
2015年10月21日
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購入場所
NTT-Xストア
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