先日のAmazonタイムセールに出ていたので、以前から興味があったこともあり試しに買ってみました。最近買ったカメラはWi-Fi内蔵モデルが多いのですが、NEX-5NのようにWi-Fi非搭載モデルもあればPCとの直接連携が出来ないEOS M3もあるなど、データの取り出しにはどうしても一定の手順を要するものが多くなっています。個人的にはFUJIFILM X-E2のように撮影したデータの中でPCに転送し終わっていないものを無条件で送信してくれるというものが楽で良いのですが…。
今回購入したものは、おそらく中国市場向けと思われる並行輸入品でした。パッケージに日本語が見当たりませんし、マニュアルも英・中・韓向けとなっています。
まあ、どのみちツールやサポートソフトはサポートサイトから落としてくるという形ですので、日本語の説明書などはなくてもなんとかなるでしょう。
SDHCメモリーとしては遅い
あまり意味のある数字ではないかもしれませんが、一応ごく普通の16GB SDHCメモリーカードとして使ってみました。
カードリーダーはいつも通りiBUFFALO BSCR09U3WHを利用しています。
Crystal Disk Mark Nano Pico Edition
一応Class10を名乗っている以上、10MB/s以上の書き込み性能を求められているはずなのですが、かなり厳しい数字であり、辛うじてClass10といっても良いのかな、というレベルの数字が並びます。シーケンシャルの壊滅的な遅さに対して、ランダムではごく普通ではありますが…。
この製品はあくまで無線LAN接続が売りであって、速度性能は求めてはいけないということでしょう。
画像の取捨選択はしやすい
初期設定はいろいろ方法があるらしいのですが、もっとも簡単な方法は先ほどベンチマークテストを実施した環境でそのまま設定ユーティリティを起動して、必要な設定をしてしまうことです。
この画像の状態では、BSCR09U3WHのSDカードスロットに挿入して、その接続先となっているPCに設定ユーティリティである「FlashAir Tool」を導入して起動したときのものです。カードリーダーのSDスロット部に割り当てられていたドライブ名の「M」という表示が見えています。
ここで自宅の無線LAN環境に合わせた設定を行っておくことで、自宅内のPCやスマートフォン・タブレット等から画像を参照することが出来るようになります。
この画像は少々紛らわしいのですが、FlashAirの内容を参照したWebブラウザの表示を写真に収めた画像をブラウザ経由でFlashAirから参照した様子を、PrintScreenで保存したものです。この例ではWindows PCを利用していますが、他のデバイスでも同じURLを参照することで同じように閲覧することが出来るのです。
実際に大量に撮影した場合に便利に感じられるかどうかは、その状況になってみなければ判断できないのですが、少なくとも少量の画像で試した限りではなかなか便利そうです。
私が使っているミラーレス一眼のカメラはボディジャケット等を普段から装着していて、メモリーカードの出し入れがしにくいものばかりです。そのような環境で気軽に撮影写真を確認できることには大きなメリットを感じます。
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購入金額
2,480円
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購入日
2015年10月12日
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購入場所
Amazon
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