発売、2002年2月。
通常の音楽CDのほか、CDに焼いたmp3データが再生できます。
iPodの発売が2001年なので、ソリッドオーディオ(データストレージに固体メモリを使用したプレーヤー)はまだ主流ではなかったのかと思います。
mp3の著作権管理の仕組みに対応していたのか、わたしはそういう管理タグ(?)を含まないデータばかりを聴いていたのでよくわかりませんが、当時のソニーは(今でも?)他にもmp3やmp4のプレーヤを幾タイプも出していてソニーのグループ会社ではコンテンツ販売もしているのにと軽い衝撃を受けたものでした。
CDに焼く際、PCで再生できる状態のメディアに仕上げておけば、このプレーヤでも再生出来ました。
WindowsやLinuxのPCと親和性が高く、接続に特別なアプリケーションを必要としないので大変便利でした。
後のボイスレコーダーなども、mp3形式で保存でき、PCにつなげばたちまちファイルとして確認できたりmp3ファイルを転送すれば音楽プレーヤとしても活用できるのでとても使いやすいです。
Mac/iPod/iPhone/iPad で音楽を楽しもうとすると、iTunes以外の選択肢があるのかどうかわかりませんが、転送や共有の手段が煩雑で、未だに理解できないので音楽プラットホームとしてなじめないでいます。
音楽ファイルを作ったら、それをPCで行うのとおなじ感覚で専用アプリなどなしにデバイスへコピーなり移動なりしてすぐに聴きたいのです。
そういう点で、このプレーヤーはデータハンドリングが大変やりやすかったです。
時を経て、先週、久しぶりに引っ張りだして鳴らしてみました。およそ5、6年ぶりかそれ以上だったかと思います。
メモリから直接聴くのが一般的となった今となっては、ディスクのリードに結構時間がかかる気がします。スタートボタンを押してから音が出始めるまで1分以上かかります。
READINGの表示が出るまでも時間がかかるので、その間壊れたのではないかと不安になりました。
けれど、随分放置していたわりには、当時と変わらず聴くことができました。
スマホ、タブレットで音楽を持ち歩くのが当たり前となった今、分厚いCDプレーヤサイズはかさばる気はしますが、当時のソニーの動向(迷走し始め?)がよみがえるデバイスかなと思います。
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購入金額
0円
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購入日
2003年頃
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購入場所
hachiさん
2015/10/08
全く無駄のない形をしていましたね。
何台かは使った覚えがあります。
昔は、「ゆっくり動作」でも、誰も心配はしなかったんですね。
ちばとどさん
2015/10/08
ポータブルCDプレーヤーは、この製品が出た頃にはすでに完成形となっていて、かなり薄型のもありました。そんな中でのこの厚さですので、余裕をもった設計になっているのではないかとうかがわれます。回転系のデバイスなのに経年後も使用可能であったのは、そのおかげだったのかな、と。
手元のプレーヤーがゆっくり動作なのは、読み取り部分が劣化していて精度が落ちているせいかもしれません。
ウルカラさん
2015/10/08
お久しぶりです。今はどこでも買えられませんね、
ちばとどさん
2015/10/08
はい、ちょっと無理だと思います。
takamizuさん
2015/10/08
2,000年発売のMSウィークマンの初期型を所有していましたが、再生が2時間持たず、あまり使い勝手はよくなかったですね。転送も専用ソフトが必要でしたし。
ちばとどさん
2015/10/08
MSが何の略だか忘れかけてました。メモリースティックでしたよね。
2000年ならipodより早かったんですね。惜しいなぁ。ソニーが本気だしとけば、今頃・・・
ウルカラさん
2015/10/09
二十年後…… ヽ(*´∀`)ノ
ちばとどさん
2015/10/10
残念ながら、これは、使いたいという人があったので差し上げました。