ダイハツのコペンに使用します。
ブレーキホースは経年劣化で柔らかくなる事があります。
うちのコペンはそろそろ9年目。え?マジでもう9年なの?
柔らかくなるとどうなるの? → 膨らみます。
膨らむとどうなるの? → 圧力が逃げます。
圧力が逃げるとどうなるの? → ブレーキパッドを押し付ける力が逃げます。
それってどうなの? → 街乗りではさほど…です。
サーキットではどうなの? → 全損です…。Σ(゚д゚lll)
全損!?
というわけで、ブレーキホースを交換しましょう!
Q:どんなホースがいいの?
A:純正ホースでええだよ。
純正っていくら?
・おおよそフロント1本4000円×2本で8000円。リアが2000円×2本で4000円。
合計12000円くらいです。
結構するものなのね、では純正以外ではどんなものがあるの?
ステンレスメッシュホース
・ホースの外側をステンメッシュで覆うことで、膨張を防ぐ(膨張しにくい)
つまり高い負荷がかかった時に、圧力損失を少なく、いかにリニアに圧力を
伝えることができるかが勝負なる!時に、有用なアイテムです。
(金具がスチールのもの)
・錆びるで危険
(金具がステンレスのもの)
・これにしよう
PVCコート!?
・ステンレス層に環境によるダメージがいかないよう
ステン層の上にさらにPVCコーティングをしてあるホースがあります。
(耐久性がいい)
参考:プロジェクトμ製のブレーキライン
断面はこんな感じ
というわけで、プロジェクトμ製のブレーキラインが良さそうです。
え?レビューアイテムと違うやん!
はい、そうなんですよ。
実は、キノクニ製の一般販売商品では、ステンメッシュホースはあっても
PVCコートを施してある製品は存在しません。
店舗からの注文時にオプションとして1mあたり○○円で施工しますという物。
実際の製品はこちら。(表層をPVCコート:黒 でされています)
では、なぜプロジェクトμ製のものではなく、わざわざランマックス(キノクニ)製を
選択したのか、それは、ステンメッシュの端末処理によります。
黒いチューブ内にカシメ金具が入っていますが、金具内のカシメ手前まで
ステンメッシュも入っています。
つまり、経年によるダメージを受けにくい仕様となっています。
あとは、同じコペンという車でサーキット走行が豊富な実績があるという事実。
安全はお金で買えます。
割と良い。あとは耐久性がどうかな?
ペダルタッチに関するところでは、フィーリングは良くなった。
ただ、ブレーキライン以外によるフィーリング変化のウエイトが大きく
一つ一つ問題を処理していかないと、僕のレベルでは安定したブレーキングにならない。
あるべきブレーキングの姿というのは、
・これ以上ない場所から
・これ以上ない制動距離で
・これ以上ないコーナリング速度になった瞬間にステアインに入る。
もうこれ以上はないが連続する、本当に緊張感(ギリギリ感)のあるブレーキが
サーキットで使われるブレーキです。
そんなレベルが要求されるサーキット走行で、やれタッチがふかふかだとか
いや路面状況がさ!とか、そういう胡瓜課のドライバーはいりません。
フカフカになるのなら、それに合わせて限界でブレーキする!
それが出来ないなら車両で対策する。
どちらもできないならそもそもサーキットなんて走るな!
(という厳しい声が聞こえてきそうです)
ともあれ、こちらのアイテムとフルードを交換したことで
ズボズボになっていたコペンブレーキは、ちょっと改善しました!
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購入金額
25,000円
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購入日
2015年09月29日
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購入場所
むら池Speedファクトリー
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