双眼鏡を三脚に固定するのにアダプターを自作し
双眼鏡で見ているものをスマホで撮影するのにヘリに合わせる事で大分簡単に撮れるようになりましたが、これだと動いていないモノは良いですが、動体を撮る事は出来ません。
動いているモノを撮るにはスマホのレンズを接眼部に固定し双眼鏡と一緒に動かせなければ撮影できません。
hideさんを真似て自作も考えたのですが、
カバーをいちいち交換するのは面倒なので、スマホホルダーとカメラ用のブラケットを使って作れないか模索していたのですが、パーツ代だけで結構かかってしまいそうでした。
そもそも国内でこの様な製品が売られていなかったので自作を考えていましたが、海外にないかと探してみたら私のイメージした通りのモノを中国で見つけました。
しかもサイズの異なる接眼部の双眼鏡や望遠鏡などでも使え、これならわざわざ自作するより遥かに良いです。
そこで 9月の中秋の名月&スーパームーンに間に合うように本品を購入しました。
(注文が 9月4日で 9月19日に到着しました)
外 観
大きく分けて、スマホを固定するパーツと
双眼鏡などの接眼部を固定するパーツで構成され
接続部をスライドさせる事で、双眼鏡の接眼部とスマホのレンズがうまく合うようになっています。
スマホの取付は、スマホホルダーの上部のネジを回す事で押え部が開閉します。
55 ~ 98mm幅のスマホに対応しています。
双眼鏡の取付は、取付部のカバー部を回す事で内部の押さえ棒が伸縮します。
接眼部の直径が 26.4 ~ 46.4mmに対応しています。
先にスマホを取り付けレンズと双眼鏡取付部の穴の中心が合うようにセットします。
ここでしっかりと固定しても双眼鏡に取り付ける時にズレると思いますが、先にスマホを合わせておく事でズレても簡単に調整する事が出来ます。
そして双眼鏡に取り付けるとこんな感じです。
双眼鏡取付パーツの厚み分、写る分が少し狭くなっています。
また、レンズと接眼部に隙間もあり、余計に写る分が小さくなっています。
実際に撮影する時に、手で押さえる事ですき間が埋まり写る分も少し広がります。
また夜空では無く昼間に撮る時は横から明かりが入らないようにするためにも、スマホを押さえながら撮る事になるでしょう。
安っぽいがそこそこ使える
室内で三脚に乗せそのまま撮ってみました。
先に書いたようにスマホを押さえレンズと接眼部のすき間を無くすともう少し広めに写りますが、元の解像度がそこそこあるので等倍で切り抜いてもそれなりのサイズになるので結構使えそうです。
そしていよいよ 9月27日の中秋の名月を撮ろうと外に持ち出したのですが、私のスマホでは
F値やシャッター速度は変えられず、露出を下げたり ISO値を小さくしてもまだ月が明るすぎて撮れませんでした...
なんとか撮れたのが下です。
ただし双眼鏡をそのままのぞくと小さいながらもクレーターまで見る事が出来ていました。
残念ながら一番の目的であった月は輪郭しか撮れませんでしたが、固定した状態で双眼鏡を持ち歩いてもスマホがズレる事は無いので機会があったら、今度は野球観戦などでも使ってみたいです。
ただ見た通りプラスチック製で安っぽいので強度などはあまり期待出来そうに無いですが、値段から考えれば十分機能は果たしてくれ、望遠鏡や単眼鏡にも使えコストパフォーマンスは良いのではないでしょうか。
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購入金額
1,049円
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購入日
2015年09月19日
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購入場所
AliExpress
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