何の変哲もないシャープペンシル。
メーカーについては、本体に印刷されている文字の
「SAILOR MECHANICAL PENCIL」からの類推で、もしかしたら、違うのかもしれません。
このペンに出会ったのは、大学生の頃ですので、20世紀(マテ)の事になります。
あの頃の私は、イラストが上手くなりたいと願いつつ、上手い人の画材の内、自分のお財布でなんとかなるものを手に入れては、試していたものでした。
そして、思い込みも含めて、ラフスケッチは鉛筆で行うものである、と決めつけていたものの。
筆圧の高さがありまして、B以上に柔らかい芯の鉛筆は、恐ろしい程折れて、描いている気がしないという事態が発生しており、結局は、気軽に描けるシャープペンシルに回帰したのでした。
しかしながら、これは、確か、今出川上七軒辺りのローソンで買ったもので、壊れてしまったシャープペンシルの代わりにと、たまたま手に取っただけのもので、書き味だとか、握った時のフィット感だとか、誰か、イラストが上手い人が使っているとか。
そういった背景の無い、ごく普通の文房具でした。
他のイラスト用文房具は、文房具を扱っている専門店などを回って入手しましたが、これは、本当にどこにでもある商品でした。
L2さんの勝負文具ともいうべき相棒です。
上記の経緯での入手なので、これが優れている。というような、部分については、特に上げる事は出来ません。
200円程で売っていたものなので、ほぼプラスチック製でとても軽い、という以外は本当に何の変哲もないシャープペンシルです。
正直な所、ここまで長い付き合いになるとは思わなかったものですが、何故だか、しっかりと残っております。
で、それだけ長く使っていると、思い通り、に一番近い描画が出来るものは、このペン。
という状態になります。
重さが同じ位で、グリップが疲労軽減形状になっているArtline。
細く精密な線を引くのに適している、という評のあるGraphGear500。
両者を追加で購入したものの。
やっぱり、自分らしい絵や、線を描くという事になりますと、この商品が一番。
と、感じる訳です。
恐らくは、使用時間による習熟の度合いが違うだけ、なのでしょうけれども。
私は、せっかちな部分もあるので、追加購入したペンたちは、ここまで使い込むのは難しそうだなあ。
と思うことしきり。
まあ、もっとお高いものを購入していたならば、使いこなす為に頑張っていたのかもしれませんが。
いざ、という時に使うのは、やっぱりこの商品ですね。
-
購入金額
200円
-
購入日
不明
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。