今となってはすっかりAKBやももクロ、いやいやエビ中やでんぱ組.incなどに時代は動いてきているが、2000年代初頭のアイドルと言えばモーニング娘。。つんく♂プロデュースの大所帯ユニットで、メンバーの追加、組み替え、姉妹ユニットとのシャッフルも多く、そういう意味ではAKBのセンター変遷や他の○○48やセカンドグループとの交流昇格などに続く、「グループは固定じゃない」という概念を広めた最初のアイドルユニットか。
そのモーニング娘。の初期の柱と言えばメインヴォーカルの安倍なつみ。そもそもアイドルオーディションで最終選考に残りながらも惜しくも優勝を逃した彼女の救済措置としてモーニング娘。が企画されたと言われるほど華があるシンガー。特に彼女のソロ作品は
「アイドル」と片付けてしまうのが難しいほど良い出来で、以降彼女の作品は比較的揃えている。
が。さすがに作品乱発された「娘。」系全ての楽曲を揃えているといくら金があっても足りないので、全ては持っていない。いわんやシャッフルユニットにおいてをや。シャッフルユニットは話題性で組む（組ませる）ので、持続性に乏しくあんまり興味も湧かなかったので。
ただそんなときに遭遇したのがCDショップの閉店セール。ワゴンをあさっていくつか手に入れたのだが、その時に入手したのがこちら。
後浦なつみ（のちうらなつみ）と言うが、個人名ではなくユニット名。つんく♂関係、いわゆるハロプロ系のメンバーが3人集まったモノ。すなわち、「後」藤真希、松「浦」亜弥、安倍「なつみ」の3人。当時のエース級3人を組み合わせた豪華ユニット。
いずれもハロプロ系では歌うまい側の人なので、それを期待して掴んだ。でもジャケットと題名から想像したとおり聴かせる系の楽曲ではなかったので、（もちろん下手ではないが）「歌」としては普通。でも元気がもらえる。んな感じ。
「恋愛戦隊シツレンジャー」。♪恋をして／また／破れて♪という歌なのだが、♪明日が来りゃ／また／新たな出会いもある／楽しい仲間だって／いっぱい／いるし♪と前向き？そこが「恋愛戦隊」らしい？3人の歌声も元気いっぱい。絢香
の初期や家入レオ
をプロデュースした西尾芳彦と良く組んでいる鈴木Daichi秀行が編曲とギターを担当するが、思いっきりはっちゃけ系のギンギンバンドソング。ドラムがタム回しが華麗で結構バリカタのイイ感じのノリだなー．．と思ったらそうる透で草。こんなところまで出稼ぎしてたのねー。
「LOVE LIKE CRAZY」はイントロはチェンバロ風のピッキング音が強い生ギター音で流しのギタリストの懐メロ調の導入があるが、すぐに一転して思いっきり打ち込みのソウル～HIP-HOPフレーバーのJ-POPに。こっちはあんまり印象に残らないなー。3人が歌うまいとは言ってもラップ系などのリズミカルな楽曲やクロっぽい粘りが必要な曲には適性がない。こっちは流れてしまったな。
そうそう掴んだのは初回限定盤でスペシャルパッケージ仕様。通常のスリムプラケースが箱に入り、ハロプロフォトカード5種が同梱されている。
カードNo36～40の5種をゲット。No.40がなっち単独。
肩の力を抜いて聴くと、元気になれる作品です。
【収録曲】
1. 恋愛戦隊シツレンジャー
2. LOVE LIKE CRAZY
3. 恋愛戦隊シツレンジャー(Instrumental)
「恋愛戦隊シツレンジャー」
-
購入金額
300円
-
購入日
2008年頃
-
購入場所
パッチコさん
2015/09/09
シャッフルが多すぎて半分以上知らないですが、
こういうのはあってもいいと思うんですよね。
manya嫁さん
2015/09/09
cybercatさん
2015/09/09
さすがに3人ともつい最近まで活動が追えましたね。
結婚した二人（ゴマキとあやや）はここしばらくフェードアウト気味ですが、なっちは精力的に活動しているし。
cybercatさん
2015/09/09
PVのつくりもストーリー性あるし。