2000年頃(1999年だったかも)に中古で入手しました(;=゚ω゚)=333
【メーカー/型番】SOYO / SY-5STM
【チップセット】SiS5598
【Socket/Slot】Socket7
【対応CPU】Pentium/MMXPentium/K5/K6/Cyrix6x86(MX)
【メモリスロット】SDRAM×2
【拡張スロット】PCI×2、ISA×2
【主なオンボードデバイス】ディスプレイ出力(VGA)、USB×2、
IDE(U-ATA33)、サウンド(ALS-120)
【フォームファクタ】M-ATX
【リリース時期】不明(1998-1999年頃)
【製品のHP】既にメーカーが無いのでスペックが記述されたページ。
http://www.motherboard.cz/mb/mti/sy5stm.htm
【マニュアル】motheboard.orgへの直リンク ※注:PDFです。
http://www.motherboards.org/files/manuals/107/m5stm10.pdf
台湾のマザーボードメーカーであるSOYOのマザーです。
SOYOは確か漢字で四葉と書いており、同社のロゴもSで四葉のクローバを表したような形になっています。
当時、安価なチップセットメーカーとして有名だったSiSのチップを多く採用しており、マザーとしてもローエンドのものが多い印象でした。(まあ、当時はあまりローエンドとかハイエンドとかいう区別はありませんでしたけど・・・)
このマザーはMicroATXとしてはかなり早い時期に登場したモデルです。当時はメーカー製PCを除くDIY向けマザーでは、グラフィックカードやサウンドカードは搭載されておらず、カードを挿すのが当たり前でしたが、このマザーではいち早くオンボードで搭載されています。
CPUはSocket7に対応しており、Pentiumを始め、MMXPentium/AMD K5/K6/Cyrix 6x86(MX)と大抵の互換CPUにも対応しています。時代が時代なので、FSB100MHzであるSuper7には対応していません。
Socket7世代は、マザーボードに2次キャッシュのSRAMが搭載されているのが一般的であり、このマザーは512KBが搭載されています。
チップセットはSiS5598であり、UMAによる2Dグラフィックス機能を持っていました。3Dはサポートせず、2Dもかなり遅い部類ですが、Office97やモデムによるインターネットなら特に不満もなく使えました。
サウンドにはAvanceLogicのALS-120が搭載されています。AvanceLogicは耳慣れないメーカーかも知れませんが、現在のオンボードサウンドチップで有名なRealtekのALCシリーズの元となたメーカーです。
とりあえず、懐かしいSOYOのマザーを見てみましょう。
まずは化粧箱。昔のマザーは工業製品の如く地味なものが多いです。
中身です。
ドライバCD、マニュアル、紙の日本語マニュアル(全オーナーが印刷したものか、代理店が入れたものかは不明)。新品ならIDE/FDケーブルも付属していたはずです。
マザーボード全体です。
茶色の地味な基板ですね。SiS5598の集積度が非常に高い為、VGAが搭載されていても部品点数は少ないです。
I/Oポート部分。
コネクタが全部黒いのでPC98規格(←NECのやつではありませんw)に準拠していないですね。シリアル、パラレル、MIDI/ゲームポートが時代を感じさせます。
最近は工業用マザーくらいでしか見かけないISAバスですね。
( ゚∀゚)o彡°Socket7! Socket7!
昔はジャンパピンでベースクロックと倍率、そしてCPU電圧を設定するのが当たり前でした。例えばK6-233MHzの場合、FSBのジャンパを66MHz、倍率のジャンパを3.5倍、電圧をI/Oが3.3V、コア電圧が3.2Vと設定する必要があります。
あと、このマザーIDEやFDポートの輪郭が樹脂で覆われていない、ピンだけのタイプですね・・・
この頃は片面実装基板ですね。
さすがにもう使うことは無いかなw
あっ、このマザーはOS/2 warpに正式対応しているようですw
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購入金額
3,000円
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購入日
2000年頃
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購入場所
忘れた・・・(中古入手)
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