Intel Core i7 6700Kを買ってみました。
CPUのクロック自体、以前のモデル Core i7 4790Kと変わらず、4GHz
個人的期待としては、CPU自体のパフォーマンスは変わらないと考えていました。
DDR4対応のZ170 Expressと一緒に使えば早くなるかも?という期待で購入してみました。
購入は、8月8日ということで、比較的早く入手したのですが、色々設定当に時間を要し、今頃のレビューとなってしまいました。
パッケージは、これまでと大きく変わり、明るい印象です。
今回はCPUクーラーも付属しないので、パッケージもスリムです。
個人的には、バンドルされたCPUクーラーは、最近は使ったことがなかったので気にしません。
付属品が減って、原価は下がっているはずなのですが、CPU自体の価格は、以前のモデルと比較して、とても高くなっています。
これも円安の影響でしょうか?
Devill's Canyon Core i7 4790Kは、発売日当日の購入で、税込38,426円で購入してるので、25%程割高です。
付属のCore i7 inside のシールもデザインが変更になっています。
価格が高騰したためなのか、インテルからの販促物がたくさん付いていました。
今回は、マザーボードとCPUのみの購入で、CPUクーラーは、LGA1150のものが使えるので購入しませんでした。
CPU自体、本体にプリントされている型番等の印刷が、若干明瞭になっています。
CPU-Zです。
CPUのL2 Cache 256KBが、8wayから4wayに変更になり、TDPが88Wから95W増えています。
搭載メモリは、以前購入した、Kingston DDR4-2800 8GBx4=32GB搭載しています。
CPU自体、標準でクロックは4GHzですが、800MHz~4.2GHzまで動作します。
UEFI BIOSで、電圧を盛ったりせずに倍率変更だけで、4.7GHzは簡単に動作しますので、ちゃんとやれば、空冷でもそこそこのクロックが出るのではないかと思います。
CPU内蔵のグラフィックス、インテル HD グラフィックス530の状態で、WinScore Shareを走らせてみました。
DDR4-2800 vs DDR3-2400でスコアが変わらなかったのは残念ですが、内蔵グラフィックスのパフォーマンスは、Core i7 4790Kと比較して、5.9から6.7、ゲーム用グラフィックスも、5.8から6.7へと大幅にアップしていました。
次に、CINEBENCH R11.5とR15を走らせてみました。
いずれも、Core i7 4790Kと比較すると、大幅なアップです。
一クラス上のグラボに買えたくらいの差ではないでしょうか。
普段ゲームをしないので、このスコアがどの位のゲームに使えるのかわかりませんが、個人的には、Adobeのアプリケーションが、より快適に使えそうです。
前回、Core i7 4770Kから4790Kに変えたときは、GPU自体、HD4600と同じで、CPUパフォーマンスがアップしたのですが、今回の、Core i7 4790KからCore i7 6700Kでは、CPUパフォーマンスは、余り変わらず、GPUのパフォーマンスがアップしているようです。
最後に、インテルQVSでの差を見てみたいと思います。
約6.3GB 17.2MbpsのMPEG2-TSファイルを、約4.5GB 5.9MbpsのMPEG4-AVCにエンコードしてみました。
6700Kでのエンコードは、49分03秒、4790Kでのエンコードは、49分23秒でした。
誤差の範疇程度の差ですね!
GPUのパフォーマンスが上がっていたので期待したのですが、QVSでは差がありません。
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購入金額
50,198円
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購入日
2015年08月08日
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購入場所
ツクモパソコン本店
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