私が機能的なストラップに最初に手を出した、長さ調節を素早く行えるネック(斜め掛け)ストラップになります。
本品は「デジタルカメラマガジン」と「アルティザン&アーティスト」のコラボ企画で販売されたモノで、本品の発売された前年には第1弾となる斜めがけストラップが発売されました。
本品は第1弾発売後に要望の多かった「一眼レフでの長時間利用で疲れない」と言う点を考慮し、前作に比べバンド幅を 5mm太くし 25mmになっています。
また本革の肩当てが追加され、滑り止め及び負荷軽減を実現しています。
実は第1弾の時は気付いた時は限定販売が終了しており残念な思いをしたのですが、改良したモノを予約数が100個を超えた時点で製品化を決定するとの事で、すぐに予約を入れました。
その後無事入手できたわけですが、手元に届いたのは予約を入れてから半年経ってからとなりました。
そして完全予約制で、肩当・ストラップ柄の違う 3バリエーションを各100本+アルファ作られました。
購入価格は CLUBIMPRESS会員向けの優待価格で、会員になっていない場合は 7,980円でした。
外 観
今回の改良の目玉は何と言っても、本革製の肩当でしょう。
「ARTISAN & ARTIST」の刻印が入っています。
裏はスエード調の滑り止めになっています。
そして肝である長さ調節できる機構は、こちらのバックルの開閉によって行います。
こちらを開く事で長さ調節を素早く行えます。
長さ調節時にいろいろ残念
ストラップの長さ調節が瞬時に出来るモノとしては、以下のモノがありますが
こちらと比べてしまうといろいろ残念な点が見えてきます。
まず調整用のバックルを開くと抵抗が全く無くなるので、伸ばす時には注意しないと一気にベルトが抜け落ちてしまいます。
上記 PROTGEARではエイト環をうまく使い程よい抵抗感があり、長さ調整が可能になっています。
そして一番の問題が肩当がベルト上を簡単に滑らす事が出来ないので、折角長さ調整してもカメラを構えるまでもたつきます。
実際の画像を見てもらうと
ここからベルトを伸ばすのに、カメラを持ちつつバックルを開いてやります。
しかしこの体勢では肩当のおかげでベルトが滑らず、このままではうまく伸ばせません。
カメラを支えつつ、伸ばす方のベルトを引っ張り肩当を肩から外して後方に回すという動作が入り、とても瞬時に長さ調整が行えるといううたい文句からは遠いです。
PROTGEARの場合は滑り止めは付いておらず、最初からベルトを滑らし易いようにベルトの材質なども考えられています。その分、頻繁に長さ調整すると着ている服の肩の部分が痛みそうですけどね(^^;
そして撮影時には肩当はここまできてます。
このため、本品をメインで使用していた時には肩当は伸ばした時にちょうど肩の位置にくるようにして、いつも長くしたまま使っていました(^^;
普通のネックストラップと比べると便利
肩当の位置が肩からズレることなくもっと簡単に伸ばすことが出来たなら及第点はあげられたでしょうが、肩当のおかげでベルトが滑らないのでとても瞬時に調整できるとは言えません。
それでも、普通のネックストラップと比べればはるかに長さ調整は楽ですので、気分によってたすき掛けにしたり首から前に提げたりする事が楽に出来ます。
ただ、私個人としてはネックストラップを使っていて常々一眼レフの場合にレンズが前や横に付き出てしまい邪魔だと思っていたので、R-ストラップに出会った時は衝撃でした。
三脚穴にストラップを取り付ける事により提げた状態だとカメラが逆さになるので、カメラとレンズを身体に密着させる事が出来、長いレンズでも邪魔になりません。
話が逸れてしまいましたが、R-ストラップを使い始めるまで、長さ調整が簡単で肩当もちょっと高級感を感じられるネックストラップとして本品をメインで使用する一眼レフに装着していました。
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購入金額
6,480円
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購入日
2009年03月頃
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購入場所
インプレスジャパン ダイレクト
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