先日掲載したFUJIFILM X-E2レンズキットの同梱品となります。
FUJIFILMのミラーレス一眼では、ラインナップ上下位モデルとなる、X-M1、X-A1/A2ではキットレンズとしてXCシリーズのレンズ(標準ズームであればXC 16-50mm F3.5-5.6 OISまたはXC 16-50mm F3.5-5.6 OIS II)がセットされるのですが、ミドルクラス以上~ハイエンドのX-E1/E2、X-T1/T10では、このXF 18-55mm F2.8-4 R LM OISがキットレンズとして添付されます。
このレンズは単品としても実売価格で5万円前後という辺りの製品で、他社のミラーレス一眼と比べると少し上のグレードのレンズがセットされていることになります。
外観上も、XFレンズの標準的なものであり、デザイン自体は結構地味なのですが、本体に対してはやや大きめに感じられる辺りが特徴となります。
クラスの割には優秀な描写
私が持っているレンズの中でも、(本来の)実売価格ではこの辺りに相当する製品ですから、それほど高級なモデルというわけではありません。
しかし地味な外観や中途半端な価格帯から受ける印象よりは、ずっと優れた描写をみせてくれるのがこのレンズの魅力です。
前掲のX-E2のレビューに作例を載せていますが、比較的低価格帯とはいえCanonのLレンズを組み合わせたEOS M3と比較しても、X-E2+XF 18-55mm F2.8-4 R LM OISの組み合わせは、特に画角の中心部では勝るとも劣らない描写をみせてくれています。
比較的口径の小さいレンズであり、画面端の精度などはやや見劣りする部分もあるのですが、価格差を考えれば素晴らしいとしかいえない水準は保っていると言って良いでしょう。
画質とコストパフォーマンスを考えれば、Xマウントレンズでこの1本は鉄板というレンズはXF 35mm F1.4 Rですが、実用度や実売価格を加味すると、このシリーズのカメラを使うのであればまず1本持っておきたいレンズといえるでしょう。
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購入金額
0円
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購入日
2015年07月26日
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購入場所
ソフマップ・ドットコム
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