まず送られてきた梱包にこんなモノが貼られており、ニンマリです。

これがあるからって配送の扱いが変わる訳ではないでしょうが、配送する方への心遣いは気持ちがいいですね。

そして梱包から出すとこんな箱に入ってます。

中の説明書には腕への脱着方法（後述）や革製品である本品の取り扱いについて書かれています。

通常革製品だとミンクオイル等での定期的なメンテナンスが必要ですが、本品はオイル成分を豊富に含んでおりメンテナンスはほぼ必要ないそうです。

ただし、汗や雨に濡れると服等に色移りするのは他の革製品と変わりないようなので、注意が必要です。

カメラの取付け部はワンプッシュで外れるようになっているので、他のカメラでも使いたいならスペアパーツのコネクタを購入する事で使いまわし出来ます。
（旧型とはコネクタ形状が変わっており使いまわしは出来ません）

税込 756円で二つ付いてきます

また、本品の取り付け紐は太めなのでカメラのストラップホールによっては通せない事もありますが細紐タイプのコネクタも出ているので、そちらを入手すると良いでしょう。
（特に記載はないのですが、紐が細くなる分耐荷重は軽くなる可能性があります）

そして本品の一番の特徴はループ部分が投げ縄の様に締まるようになっており、手首にしっかり留まります。

ストラップは上の画像の様に途中から太くなっているので、必要以上に締まりすぎることはありません。

カメラに取り付けようとすると S120の取付け部は十分な大きさがあるので大丈夫と思っていたのですが、取付け部の構造上のせいか紐がなかなか通せません．．．．

もっと細かったり、ショルダーストラップの様に幅があるモノなら問題ないのですが。

そこでスペアパーツのコネクタに入っていたテグスを使う事であっさり通りました(^^;

ストラップを着けられない時にはテグスが常套手段ですが、欲しい時に手元に必ずあるとは限らないので本品にも付属しておいて欲しいかった。

そして S120で使っているケースには

カラビナに通しておき、

撮影時はケースをどこかに置くことなく、ストラップにぶら下がった状態にしています。

これもストラップが二重になっておらず、ある程度の長さを確保できるが故です。

コンパクトカメラのケースって使わない時（撮影時）の置き場所ってちょっと迷いますが、これならどこに置いたか探すことも無く便利です。

まぁ、この方法は結構前からストラップとケースのセット商品とかでよくある方法ですけどね(^^;

旧型のスプートニクのループ部は細かったので、単に腕を通しストラップを引くだけでしたが、本品は手首に巻きつく部分が太くなっている分ひっかかる（抵抗が大きい）ので、わざわざ説明書に「つけ方」と「外し方」載っています。

実演してみると

着ける時は、最初てのひらを上に向けてループに通し、カメラを軽く引っ張りながら手首を内側にひねると、スムースに締まります。この時、必ずリベット（金属の丸いボタン）が上にくる向きにします。

外す場合は、リベットの部分を持ち、カメラ側に引っ張りながら手首を外側にひねると、ループが緩みます。

文字にするとちょっと面倒くさそうですが、リベットが上側にくる事だけ覚えておけば、すぐに慣れるでしょう。

手首を通して使うストラップは大抵輪っかのままなので、

（こんなのや）

（こんなの）

抜け落ちの可能性やカメラをかまえる時に持ち方に工夫が必要でしたが、輪っかが締まるタイプなら特に抜け落ちの心配はありません。

既に耐荷重が 45kgというこんなのも持っていますが

大変丈夫で使い勝手も良いのですが、ちょっとダサい(^^; のでコンパクトなサイズのカメラに似合うスマートな輪っかが締まるタイプのモノが欲しかったのです。

ストラップは単に落下防止の為では無く、取付部を支点にしてストラップが引っ張られる事でカメラを固定するという事も出来ます。これにより、片手で撮影しても手ブレし辛くなるのですが、本品はループが締まりカメラから手首までが一本のラインになっているので、持ち方にバリエーションを持たせられます。

逆に引っ張る（突っ張らせる）のが嫌いな場合、輪っかのままだと先に書いたように抜け落ちの可能性が出てきますが、本品ならばその心配もありません。

とにかく以前より気になっていたモノの後継なので、思い入れもあり良い事ばかり書いていますが、使っていくうちに気になるところも出てくるかもしれません。

その時にはまた追記したいと思います。