7月か8月号にスピーカーユニットが付録になるのは毎年恒例ですね。
もちろん、付録スピーカーユニット目当てです(笑)
今年の付録はFOSTEX 10cm フルレンジユニット P1000 2個です。
ベースとなったスピーカーユニット FOSTEX 10cmフルレンジユニット P1000K には高損失ゴムエッジが使われているけど、今回の付録になっている P1000 はマグネットが減量されている分、布エッジを採用する事で性能維持を図っているとのこと。
そのアレンジ再設計のおかげか歴代付録フルレンジスピーカの中では一番レスポンスが良いような気がします。
スピーカーユニット梱包箱を流用した簡易エンクロージャで試したら思ったよりも好みの音だったので、ちゃんとした箱に組み込んで使いたくなりました。
エンクロージャは手持ちのダブルバスレフである 共立電子産業 ワンダーピュア WP-7410DB-S2PS
のバッフル穴を拡張して再利用する事に。
必要な口径の内側に沿って、電動ドリルで沢山の穴を開けます。
100均で売られていたハンドソーを使って強引にもぎ取ります。
ヤスリで適当に仕上げて、バッフル拡張完了!
電動ドリルでネジ穴も開けておきましょう。ネジ穴を開けずにそのまま木ねじで強引にやろうとするとかなりの確率でネジが滑ってドライバーでコーン紙を貫通という大事故になりかねないです。実は結構危うい目に遭いました……
うん、悪くない
とりあえず完成
作業は割と手こずりましたが組み込んだら、想像以上にイイカンジの音が出ています。
当分の間、スピーカーはこれで鳴らしてみましょう。
2012年8月号付録のデンマーク製スキャンスピーク製10cmスピーカーユニットが付いていた時よりも音量と低音が豊かでレスポンスも良い様に感じられます。
今回のスピーカーユニットは個人的に大当たりの予感!
口径の割にはクラブ系とかも頑張って鳴らしてくれるので、車載用スピーカへの流用にも向いているかも。
ただ、あえて残念な点をあげるとスマイル空港のジェットエンジン音がキィーーンとはいかずフォォオンと再生される点(高音が弱い様な?)
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購入金額
3,990円
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購入日
2015年07月19日
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購入場所
やくりさん
2015/07/24
レビューを拝見すると価格は随分違うのですが同じ10cmのFE103Enと比較してみたい気もします。
くろがねッと☆さん
2015/07/24
おぉ、ScanSpeak 10cmフルレンジユニットが付録の号は4冊も買ったとは流石です(笑)
私は3冊だけしか買いませんでした(どっちもどっちだ笑)
今年の付録はP1000Kの雑誌付録廉価版バージョンとはいえど、布エッジでレスポンスが良くなっているので一冊だけ試してみる価値はあるかもしれません。
カン通り付録ScanSpeak 10cmユニットではイマイチだった共立のダブルバスレフ箱に実装して大正解だったと思います。
P1000開発者はバスレフや密閉がオススメとありますけれども、なぜ今年のムック本エンクロージャキットはバックロードホーン型で出したんでしょうね?
そもそもムック本の方はMDF板厚が薄すぎるのであまりオススメは出来ないですけれども。
FE103En も布エッジなのですね。機会があれば試してみたいものです。P1000系と違ってFE103En の方はバックロードホーンもこなせるみたいですね。