レビューメディア「ジグソー」

しっかりと芯のある使いやすい携帯用靴べら

わちふぃーるど。絵本作家池田あきこが創作した架空の世界。

そこではしゃべる動物たちが暮らしている。

ちょっと日本人離れした独特の画風でファンも多い。

 

そして「わちふぃーるど」は40年近く前に彼女が創立した革工房の名前でもある。

現在はアパレル全般、食器や生活雑貨などひろく商品を展開するが、そもそもの根源は革細工。

財布やパスケース、キーケースなど革の加工品がオリジン。

 

そんな製品に入れられるキャラクターの代表がわちふぃーるどに暮らすネコ、ダヤン。以前わちふぃーるどと一体だった人間が住む世界「アルス」からやってきた金色の瞳を持つ不思議なネコ。

 

彼と彼の仲間をめぐるお話が「Dayan in Wachifield」として書かれ、その小説が池田あきこが展開する絵本の下敷きにもなっている。

 

このダヤンは立って歩く話すネコだが、切れ長の目と印象的な金色の瞳で、彼女の作品に独特の無国籍感とユニセックス感を与えている。

 

そしてここの製品はキャラクターものにありがちの「キャラクターついてないなら価値がない」というようなものはなく、モノそのものも使いやすくて耐久性も高いアイテムも多い。30年前くらいからここの製品は使っていて、他の今残っているモノはすっかり使い古してお見せするほどのものでもないが、実は今使っている小銭入れもキーケースの一つもここの。

色合いがかなりシック。
色合いがかなりシック。

 

そんな「わちふぃーるど」シリーズの靴べら。

大きいものではなくて10×5cmくらい(リング部除く)。そして持ち手側にはキーリングと個別のキー装着環が3つついている。

キーをつける部分は数は少ないが可動域は多い。
キーをつける部分は数は少ないが可動域は多い。

 

色合いはネイビーで落ち着いた感じ。

「縁」はかなり薄く、硬い。
「縁」はかなり薄く、硬い。

 

中には硬い芯が入っており耐久性が高く、また、縁はかなり薄く作ってあるので使い勝手も良いという逸品。

一番良くある机の前で腕を組むダヤン(ちょっと見づらいが)
一番良くある机の前で腕を組むダヤン(ちょっと見づらいが)

 

そして型捺しでダヤンが描かれている、1色の靴べら。

硬くて、ある程度の大きさがあって使いやすい。

ただちょっとこれにキーつけてポケットに入れる場合、Gパンのポケットやジャンパーのポケットなら問題ないが背広のポケットだと結構ゴツイ。それで最近はちょっと休ませている感じかな。

 

WachiField/わちふぃーるど

更新: 2015/06/18
クオリティ感

キャラクターものとしてここの革製品のクオリティはすばらっ!

キャラクターつきのアイテムというのはモノのクオリティがイマイチの場合も多いが、ここのは(特に革製品が)モノとしてもハイクラス。

  • 購入金額

    1,000円

  • 購入日

    2010年頃

  • 購入場所

23人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • hatahataさん

    2015/06/19

    いいですねぇ。猫も青い色も。
    この価格でキーリングが3つも付いてるのもお得な感じ。
  • cybercatさん

    2015/06/19

    青って珍しいので、けっこうオキニです

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