NECのRAIDカードで、LSIのMegaRAID SAS 9267-8iのOEMモデル。
LSISAS2208 Dual-Core ROCを搭載しているので、今まで使っていたN8103-130(MegaRAID SAS 9264-8i)よりも高速です。
キャッシュメモリはDDR3-1333MHzを512MB搭載。
N8103-150はRAID5/6に対応しています。(※N8103-149はRAID0/1まで)
カード全景。
バッテリーがカード上ではなくケーブルで繋ぐ方式になったので、カードはコンパクトになっています。
N8103-150には、RAID5/6を有効にするためのチップが載っています。
ここがN8103-149との大きな違いとなります。
サーバーはエアフローが確保できるのでファンレスですが、PCで使うにはヒートシンクにファンの追加は必須です。
いつものお手製クリップを使ってファンを固定してみました。
DualCore ROCになって速度は着実に進化
まずはN8103-150のベンチマークから。
使用しているHDDはSeagateの15K SAS対応モデル、ST3600057SSを5台でRAID5を組んでいます。
計測サイズ:50MB(キャッシュ計測)
計測サイズ:1000MB
キャッシュ速度は2GB/s近く出ております。
N8103-130と比べて着実に高速化されていますね。
1000MBでのベンチマークは、シーケンシャルリードが770MB/sを突破。
SSDにも引けを取りません。
ランダム512Kも100MB/sを越える大台に乗せてきました。
比較用に、N8103-130のベンチマークも測定してみました。
計測サイズ:50MB(キャッシュ計測)
計測サイズ:1000MB
これでも高速ですが、N8103-150の数値を見てしまうと…って感じですね。
キャッシュ、WriteBack with BBUの設定にしていて、BBUも正常に認識されていますが数値を見るとWriteThroughになっているっぽいですね。
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購入金額
0円
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購入日
2015年06月06日
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購入場所
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