レビューメディア「ジグソー」

Quick Charge 2.0対応

AukeyのQuick Charge 2.0超急速充電対応充電器です。

ポート数は1。

サイズ 68.5×52×22mm

重量 52g

端子部がオレンジになってます。

QualcommのQuick Charge 2.0のトレードマーク。

付属の充電ケーブルと取説です。

まずこのQuick Charge 2.0について説明させていただきます。

このQuick Charge 2.0は、アメリカのクアルコム(Qualcomm)が開発したもので、スマートフォンやタブレットなどを高速に充電する規格です。Quick Charge 2.0は、対応チップセットを内蔵するスマートフォンで利用できます。

スマートフォン用の充電として、従来も「急速充電」をうたうものは利用されています。これまでは、スマートフォンの充電コネクタへ電流を多く流すことで、実現しています。

 多くのスマートフォンでは、充電コネクタとしてmicroUSB端子が利用されています。本来、USBの規格では、供給電力に上限があります。電圧は5V、電流はUSB 2.0で500mA、USB 3.0で900mAが上限です。

 しかしこのまま電流をどんどん多くする方向で進化させてしまうと、発火などの危険が増します。そこで、Quick Charge 2.0では、「電圧」を上げることで、充電用の電流を大きくしています。つまりこれまで5Vという電圧だったものを、Quick Charge 2.0では、9V、または12Vの電圧にしているのです。

 スマートフォンには、充電回路からバッテリーの間に電圧を下げるための降圧回路が組み込まれており、バッテリーには4.2Vの電圧が供給されます。ここで、Quick Charge 2.0対応スマートフォンでは、ここで、5V→4.2Vだけでなく、9V→4.2Vの降圧にも対応しているのです。電圧を下げた分、多い電流に変換することができるので、結果的にバッテリーにはより多くの電流を流して充電させることができるようになったわけです。

この製品でも、定格出力 5V/2A、9V/2A、12V/1.5A(最大)になっています。

それでは実際にどれだけの超急速充電ができるか、検証してみました。

Quick Charge 2.0対応のAuのタブレット AST21を使いました。こちらのバッテリー容量は4000mAhで、メーカー公表では、フル充電に4時間要します。

ちょうどバッテリー切れだったので、0%からの充電を行いました。

結果的には、フル充電に2時間18分掛かりました。メーカー公表の4時間からすると、かなりの時間短縮になります。

もしお持ちのスマーフォン、タブレットがQuick Charge 2.0に対応しているようなら、導入してみてはいかがでしょうか?

  • 購入金額

    1,988円

  • 購入日

    2015年04月27日

  • 購入場所

    Amazon

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