では、さっそく開封していきましょうか。

パッケージは筐体カラーを反映したソリッドなイメージ。

LIMITED EDITIONの文字が光ります。

本体と白い箱に入れられた付属品。

付属品はACアダプターとUSB3.0ケーブル。それにネジとドライバー付き。ぶっちゃけいらないけどドライバー付きなのは好感触。あたりまえだけど、ACアダプターが必要なので、あまりHDDケースとして使う気はありません。だって面倒じゃないですか、ACアダプターとか、ウチにあるふたつの電源タップにどれだけPC用の電源ケーブルが挿さっているとお思いか？

で、マニュアル。

当たり前のように貯金箱化の方法が書かれています。「HDDケースとかどうでもいいよね？」と言われているような気がします。「どうでもいいですね」と答えるしかありません。

デザインに関してはあまり感じるところがありません。LEVEL 10風といわれてもー。どうなんですかねー。

LEVEL 10風といっても全面はシンプル。アクセスランプが見えるだけですね。このシンプルさはむしろイイというべきか。かなりシッカリと設置できるスタンドでもあります。

後ろはこんな感じ。USB3.1を待ち焦がれている身としては、USB3.0はやはり残念。USB3.1でバスパワーだったらどれほど良かったことか……。

マニュアルにはイージーインストールと書かれていますが、別にツールレス構造というわけではなく。HDDの取り付けにはネジを使用します。

ネジを外して貯金箱の裏蓋代わりになるHDDケージをずるっと取り出します。アクセスランプ用のLEDが飛び出したりしているので、若干取り扱いには注意したほうが良さそうです。

まぁ、そんなことより、コレですよね＾＾

展示品だったので、最初からコイン投入口が開いています。

新品を購入した場合は、こちらにコイン投入口のガイドがあると思います。これを抜き出して、差し替えると、あら不思議！　HDDケースが貯金箱に！？

たぶん、下のコイン投入口のないガイドは一生出番がないと思います。

少し気になったので内部の様子。

筐体のサイズがHDDの幅ピッタリのサイズではないので隙間があります。これだけ隙間があれば、貯金箱としての性能には影響しないですかね。

HDDケージもちょうどコイン投入口と被らないサイズになっています。ちゃんと意識してるんですね＾＾

でもやはりHDDケージは邪魔だと思うんですよ。貯金箱として使うのなら、それ用の裏蓋も欲しかったかなぁと。

Thermaltake Level 10 Miniatureは国内限定50台だけの販売とのこと。Thermaltakeもこんなお遊びはそうそう何度もやってられないでしょうから。HDDケースにもなる貯金箱はこれで最後かもしれません。

発想が飛び抜けていて、なかなかおもしろい製品です。LEVEL 10風ということで飾りにするオブジェとしてもまぁ悪くないでしょう。Thermaltakeのこれからにも期待したい。そんな気持ちにさせる製品だとは思います。レアだしね！　超レアアイテムだよ！！

ただ、イベントの勢いがなければ購入はしなかった製品だとも思います^^;