2017年リコーイメージングオンラインストアの福袋で、中身が分かる状態で販売されました。
ただ本品は「THETA m15 ホワイト」と「シリコンケース」だけだったはずなのですが、エコバッグがオマケで付いてきました。
2017年1月8日時点での価格.comでの「THETA m15 ホワイト」の最安値が ¥26,479- ですので、大分お得に購入出来ました(^^
エコバックの素材は不燃紙で使う事はないでしょうが、
ロゴが気に入ったのでしっかりとっておく事にします。
他のカメラではシリコンケースは見た目を損なうので付けたくないのですが、
本品の場合は 360°カメラという特製上ストラップは着けづらいので、滑り止め目的で装着しておいた方が良さそうです。
(手持ち時に三脚穴に取り付けるストラップなら良いかもしれませんが、本品自体三脚や自撮り棒などで使うことが多くなりそうです)
基本的に撮影は機械任せ
メインの THETA m15の仕様は以下の様になっています。
後継機種の THETA SCに比べ
内蔵メモリが少ない、動画一回の記録時間が短い、動画の記録形式が違う
程度で、実売価格差で 2,500円位安い THETA m15で十分と思っていたのですが、落とし穴が待っていました。
実はスマートホン用のアプリが、THETA m15と THETA SCでは違っており、若干の機能アップがされています。
しかし、この若干の機能差が人によってはかなりの差になるでしょう。
背景を黄色で塗った部分が「THETA m15」用アプリとの機能差ですが、更に上位機種の「THETA S」でしか使えない機能も含まれています。
私が一番ショックだったのは、「セルフタイマー撮影機能」が本品では使えない事です。
私は撮影するのは好きですが自分が被写体になるのは好きではありません(^^;
THETAは Wi-Fi接続したスマートホンから撮影出来るので、自分が写りたくなければ遠隔操作で撮影する事で写らないですみます。
しかし、どうも私の使用するスマートホンと相性が悪いのかよく本体と接続が切れます。それも Wi-Fiは接続されているのにアプリケーションが接続が切れたと表示されてしまうのでどうしようもありません。
ネットで探すと他でも同じ症状に悩まされている人がいるので、スマホとの相性なのでしょう。
更に THETA m15ではライブビューが使えない(使用出来るのは THETA Sのみ)ので、撮影された画像をスマホに転送しないとどの様に撮れたか分からないのですが、やたらと転送が遅い。続けて撮影しようと思うのならば、転送は行わずに本体内に留めておき、後でまとめてダウンロードする事になります。
こうなってくると撮影時にスマホ接続する意味が私にはほとんどなく、もし撮影時に自分が映りたくなければセルフタイマーで撮影し物陰に隠れる方が、いちいちスマホと Wi-Fi接続するよりはるかに楽です。
それ以外にも、軽いカメラで撮影する時にはシャッターを押す時に手ブレを起こす事がありますので、セルフタイマーを使うことで手ブレを防ぐメリットがあります。
この機能の為だけでも通常実売価格での THETA SCとの価格差なら THETA SCが欲しいところですが、今回の購入価格なら結局は THETA m15を選びますね(^^;
【外 観】
内容物は以下の通りです。
本体の他、USBケーブル、ソフトケース、6ヶ国語対応の説明書及び重要なお知らせの用紙が入っています。
両側にレンズがあるのでどちらが表と言っていいのか分かりませんが、片側にシャッターボタンとLEDランプがあります。
反対側はレンズのみです。
撮影後画像では、こちらの面で撮影した向きが正面になります。
片側側面の上側が電源ボタン及び電源ランプ、下側が無線ボタン及び無線ランプになります。
通常操作するボタンはこの三つだけで、撮影条件やカメラの設定変更はスマートホンからしか行えません。
写真撮影と動画撮影の切替えは、電源の入れ方で変わります。
電源ボタンを押しただけだと写真撮影で、電源ON時に無線ボタンを押しながら電源ボタンを押すと動画撮影になります。
どちらになっているかは本体を見ただけでは分からず、スマートホン用アプリで分かります。
実質 THETAを使うにはスマートホンが無ければ、かなり使い勝手が悪いでしょう。
反対側は諸元等が印刷されているだけです。
上面にはマイクがあります。
底面には、キャップの下に USB端子があります。
真ん中に三脚穴、シリアルナンバーの上にリセット穴があります。
一緒の福袋に入っていたシリコンケースを装着してみましたが、ホワイトなのでパッと見はあまり変わらなくて良いかも。
しかし、一番大事なレンズがむき出しで保護できないのは何となく気になります(^^;
グリグリ楽しい!
早速自室や居間で撮影してみましたが、カメラを構えて被写体を撮る訳ではないので変な感覚です(^^;
撮影した画像をスマホのアプリで見ると、グリグリ画像を回したり、スマホの向ける方向によって画像が回ったりと何の変哲もない部屋の画像なのにすごい楽しい!!
(部屋が汚い&家族が写っているのでこちらの画像は出せません)
Windows用のアプリケーションもあり、こちらのアプリでは画像・動画の取り込み及び閲覧、SNSへの投稿が行えます。
大きな三面鏡で囲って撮影してみました。
(鏡を磨いてからにすれば良かった(^^;;; )
グリグリ回すだけでなく縮小して上から見るとこんな感じに。
アプリを通さず撮って出しの画像はこんな感じになっています。
撮影した画像は、対応した SNSや HTML埋め込みで人に見せる事が出来ます。
専用の表示サイトtheta360.comにアップし(アプリで簡単に出来ます)、SNS等にはアップした静止画へのリンクが貼られるのですが、zigsowでは HTML埋め込みが出来ないので twitter投稿のリンクを下に貼ります。
興味のある方は、ぜひご覧ください。
※https://twitter.com/atsuo_tokyo/status/817950790006415361?lang=ja
しかし気になる事もいくつかあります。
先に少し触れましたが、THETA本体からスマホに転送するのに時間がかかり過ぎます。
撮った画像をその場で一緒にいる人にすぐに見せたくても、時間がかかり過ぎるので見てもらえません(うちの家族が短気なだけではないと思う)。
まだ一台のスマホからしか操作していませんが、相性によってはよく接続が切れてしまうのも困りものです。
(相性というよりスマホの設定という説もあるのですが、実際のところ何が悪いのか分かりません)
更に Windowsアプリに画像を読み込むのもかなり時間がかかります。
それこそ「対応していません」とまで表示されアプリが固まったかとしばらく放っておいたらいつの間にか画像が表示されていました。
もっとも、これらの困った状況を差し引いても 360°画像体験は楽しく、THETA m15を単体で持ち歩いていろんな場所で撮影してみたくなります(^^
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購入金額
19,800円
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購入日
2017年01月06日
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購入場所
リコーイメージングオンラインストア
mickeyさん
2017/01/09
福袋になっていたとは知りませんでした。
知っていたらポチっていたかと思いますw
atsuo@tokyoさん
2017/01/09
以前よりおものだちのレビューを見て興味はあったのですが、年末に後輩より実際に操作して見せてもらったのが購入のきっかけです。
福袋コミュニティでは購入直後に書き込んでいたのですが、なかなか目に留まらないですね(^^;
http://zigsow.jp/?m=zigsow&a=page_c_topic_detail&...
期間が 1日~4日までで本品は 20個限定なのに 3日に覗いても売り切れていなかったので不人気かと思っていましたが、認知不足(リコーの広報不足)だったかな。
まぁ、他の福袋は価格情報サイトで値段を調べてもそこまでお得でなかったのでスルーされていた気もしますが。