この類の品としては、以前にもDIGTAL COWBOY(ハンファ・ジャパン)や玄人志向から発売されたものがあり、私もハンファ・ジャパン製のDCT-FUTA1は所有しています。
最近ではメインストリームクラスでもPCIスロットを持たないマザーボードが増えてきましたが、私が愛用するオーディオインターフェースの多くはPCI接続の品です。
そこで次期メイン機のマザーボードにはPCIスロットを持つASUS P9X79を使うことにしたのですが、どのみちそれ以降の世代で中級以上のマザーボードを買ってしまうとPCIスロットは残っていないでしょう。そこで最悪の場合に備えて、PCI Express - PCI変換アダプターを用意することにしたのです。
安価だけあり一抹の不安も
過去の同種の製品と比較して、このDN-12723は圧倒的に安い実売価格が特徴です。直販サイト、店頭共に1,999円となっていますからね。
さすがに飾り気が全くない箱です。シール以外は文字一つありません。
中のボードです。電源ケーブルのハンダ付けがちょっと怪しい気もしますが…。
ASMedia製PCI Express - PCIブリッジコントローラー、ASM8013を搭載しています。
ASM801xシリーズは5本のPCIに分岐可能な上位モデルASM8015、3本に分岐可能な下位のASM8013というラインナップであり、こちらは下位モデルの方です。
下位でも3本に対応していれば問題はなさそうにも思う(変換先のPCIは1本ですから)のですが、ASM8013は以前から性能不足が指摘されていて、例えばearthsoft製キャプチャボード、PV4が必要とする帯域が出ないという評判もあります。
それだけに若干の不安はあるのですが、とりあえずは使える製品を持っておかないと話が始まりませんので、まずは押さえておいたということです。
実際に使う場合には、オーディオインターフェースの場合はブラケット部に端子が並んでいて、ケースの開口部とブラケットの位置があわなければ意味がないため、microATXのマザーボード+DN-12723+PCI延長ケーブルという形で、通常のATXケースに組み付ける必要があるのではないかと思っています。
いずれにしても完成度やクオリティに若干の不安は抱えているものの、2千円程度という手頃な価格は大きな魅力です。ちょっとした実験用に買っても惜しくはない金額ですし、何かと楽しめそうです。
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購入金額
1,999円
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購入日
2015年04月11日
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購入場所
上海問屋 楽天市場店
harmankardonさん
2015/04/14
jive9821さん
2015/04/14
まさにその感覚で、今すぐ使うというわけではないのですが買ってしまいました。
以前のDCT-FUTA1などもそうなのですが、実際に欲しいと思ったときには入手困難という例も多いですからね。