直径45cmの壁掛け時計です。

ほんのり昭和感が漂う壁掛け時計です。

よく学校の教室等で使われているタイプのもので、廃棄処分になったものを頂きました。

白い文字盤に「SEIKO」のロゴが映えます。

この書体やマークから察すると、それほど古いものではない感じですね。

秒針がなくシンプルで飽きのこないデザインが美しい名品です。

フレームはステンレスの磨き仕上げですが、壁に掛けていると反射は気になりません。

平置きにすると天井の暗い面が鏡面に反射して雰囲気が違って見えますね。

秒針がないのでカチコチという音もせずとても静かです。日差などは不明ですが、長く使っていても時間調整をした記憶がないくらいなので、割と狂いの少ない時計だと思います。

デザインだけでなく作りの方も簡素なのですが、ステンレス等をふんだんに使っていて耐久性、美観を保てるように設計されています。

裏返すと、まるでステンレス製の灰皿みたいな感じですw

裏カバーに貼ってある唯一の型番シール

下部のごついローレットネジを外すと裏カバーが外れます。

大きさの割りに小さなムーブメントですが、これだけ大きくて重そうな針を単一電池１本で動かしているのだから、かなり堅牢なムーブメントであると思われます。

裏カバーを外すと中に弁当のおかずが入ってそうな容器が出現w

ゴムのフタを外したら、単一電池とムーブメントが見えました。
※となりの腕時計は大きさを比較するために置いたものです。

上のムーブメントでこの重そうな針を動かしています。

ムーブメントの詳細は不明ですが、電波式とかそういった時代のものではなく、昔ながらのごく普通な二針用クォーツムーブメントとなっています。

左側の四角いシールを剥がすと、スタート・ストップのスイッチ用穴がありました。
本製品ではこの機能できないようです。