20代の頃に仕事用として購入したクレイモデル造形用の仕上げ用フィニッシャーツールです。
知らないとおそらく使い道が全く想像できないと思います。
クレイ(粘土)を使って製品の外形デザインをする際に使用していたもので、銀座の「いづみや(現.Too)」に発注して届けてもらった記憶があります。当時は電話をするとすぐに営業担当の人が来てくれたのですが、今はそうそう来てくれないんでしょうねぇ?
このアメリカンドックのようなグリップがお気に入りです。
造形用のクレイ(インダストリアル・クレイ)は常温でカチカチになるものを使っていたので、クレイオーブンやドライヤーなどを使って柔らかくしてから形状を作り、最終的に冷めて固まったら「かぎぺら」などのツールを使って削ったり面を整えたりして作り込んでいきます。
小さい方はひげ剃りよりも小さい感じです。
先端は刃物のように鋭角に仕上げられています。
このフィニッシャーは「仕上げ用」で大きさも何種類か使っていました。たまたま新品の状態のものが残っていたので当時のパッケージごと登録しておくことにしました。
新品のフィニッシャー(小さいタイプ)です。
フィニッシャーは未使用の新品を含めて全部で3本ありました。
ちょっと野球のグラウンドをならす「トンボ」や、あるいは「皮むき」のテイストがありますが、使い方もほぼそんな感じです^_^;
クレイが現存しないので、使っているシーンを再現できませんでした^_^;
皮むきのようにクレイの表面を削り落とし、トンボのような整えるといった感じです。プロの世界ではこういった道具は自作して使っている人が多いそうですが、私はこれが気に入っているので、あえてそのまま使っていました。(いや、当時は自作することまで考えなかっただけかな^_^;)
クレイモデル造形用としてはとても便利な道具ですが、他に使い道が無いというのが唯一の難点でしょうか^_^;
そんなこんなでデジタルな時代に突入して、すっかり使わなくなってしまって長いこと倉庫の中で眠っていましたが、最近になって下の子が油粘土で遊ぶ時に使ってくれているようなので、無駄にはならなくて良かったと思っています^_^;
とはいうものの、子供が使うにはちょっとマニアック過ぎる気もしますがw
子供が使う場合は危険性を十分に伝えておく必要がありますね。
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購入金額
0円
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購入日
2015年04月03日
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購入場所
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