これからの暑い暑い夏での熱対策として、
パソコンを広いケースにお引越しさせることにした。
■マシン構成(旧)
ケース:クーラーマスター CM690 III
M/B:エイスース Rampage V Extreme
CPU:インテル i7-5960X@3.0GHz(定格)
CPUファン:コルセア H100i
メモリ:32GB(DDR4-2666, 8GB*4枚)
GPU1:エイスース STRIX-GTX980-DC2OC-4GD5
GPU2:エイスース STRIX-GTX980-DC2OC-4GD5
電源:コルセア RM850
SSD:システム用1台(Intel SSD 730 240GB)
HDD:データ用1台(2TB)
光学ドライブ:外付けUSB DVDマルチ
OS:Windows8.1 Pro 64bit
今のケース(CM690III)にマザーボード(Rampage V Extreme)を
詰め込んだところ、この時点でけっこうなぎゅうぎゅう感。
隙間が無くて、裏配線も満足にできない状態になってしまった。
かろうじてマザーとケースとは干渉せず。
が、組込むときにマザーをガリっと擦るところだった。
こりゃ、おちおちパーツ交換とかもできやしない。
「こいつらを広々としたとこに住まわせてあげたいなぁ」
なんていう欲望に駆られ、パーツの為の新居を探し始めた私であった。
そして、みつけたんだ・・・。
私の自作欲を満たしてくれる「どデカイあんちゃん」を。
電源「あ、あんちゃん・・・!?」
上に乗せた電源と比べると一目瞭然。この大きさ、ちょっとアレだろ。
私は、小型の冷蔵庫か何か、買ったんじゃないの?って錯覚に陥ってしまう。
気を落ち着かせて、箱の中身を取り出すと。
「寝かせた状態かよ!」※むしろ立ってるぅぅ!?
香箱座りじゃない状態で段ボールに入ってるケースなんてあるんだな。
ちなみに購入したPCワンズでは、このケースでの組立セットアップはしないとの事。
これじゃ、そりゃそうなるよな、と納得。
てことで、本来の向きに置き直し。
これが正しい置き方。けど奥行きが、もはやなんだこれ?!というクラス。
横幅も、ミドルタワーくらいありそうな。
今まで使ってたケースと並べてみる。
なんかね、離れてても目の前にあるんじゃないかって見間違える程のスケール。
ま、ともかくこれなら、パーツをガンガン入れても大丈夫だ!!
アッサリと移植は完了。
すごく、おおきいです。
マザーボードはRampage V Extreme、E-ATX規格だけど、
それでも入線口をふさぐことなく、あと、GPU上面も間があって
GPUの熱が逃げやすくなっている。これはいいな!
側面のアクリルから見えるパソコンの様子は、残念ながら
ふだんよくあるパソコンケースのとは違い90度寝ている姿となる。
GPUが一番手前に来て、CPUは全く拝むことが出来ない。
この辺は収納性や冷却重視という点を優先させた結果とはいえ
魅せるパソコンにするには別のアプローチが必要かも。たとえば水冷とか。
※このケースが到着した時点では、まだ水冷の事は頭になく、
※本当に水冷をはじめる事になるとは、思いもよらなかった。
とにかく、どデカく使えるこのケース。
天面ファンには14cmを使う事にして、しばらくやってみようと思う。
※執筆当初(3月)からだいぶ時間が経って、内容が変わってますがご了承ください
ケースの造りとしては普通クラス
これだけ巨大なケースでも、パネルは全面メッシュなので16kgと、軽い方ではある。
それゆえに少し力をかけた程度でたわむくらいの強度にとどまっている。
ケースの上に人が乗ったら、凹んだり、歪んだりしそうな感じだ。
また、大きいためか、細かい造りこみでの寸法の甘さを感じた。
1万円ほどで買えるケースをそのまま巨大化した、という印象だ。
もし、これをガチガチの鋼板で作ったとしたら、倍の重さでは済まないかもしれない。
それに、全面メッシュで軽量化されていてかつ剛性を保つのは至難の業だろうし、
この価格からしても、まあその辺はやむを得ずといったところだろう。
"大きすぎる"からこそ組みやすい
一般的なケースといえば、ミドルタワークラスのものであったとしても、
パーツを組込む途中に、ケースを立てたり寝かせたり、せわしなく動かすことが多い。
それで、その作業を続けているうちに、腰にダメージを与えてしまい、
あとで腰痛に苦しめられる。なんてことが割とあるのではないだろうか。
私もそれを恐れて、重量級のケースを買うことを見送った事が何度もある。
しかし、このケースで実際に組込んでみて、最初に設置した以外で
腰に負担が掛かったという場面は無かった。
私は天板と左側面カバーを開けて、組込み作業をしていたが、
そこから少し左右に動かした位で、ケースをひっくり返したりすることなくできた。
また、マザーボードを寝かせて設置できるのは、このケースの長所であるが、
なんといっても、これほどまでにケースが大きいと、作業中にパーツが
ケースと干渉してしまうなんて事は、まずありえない。
(本格水冷など、物がたくさん入れる事になれば話は別だが)
実際に、電源、M/B、CPUファン(水冷)、GPU、HDD、SSDとパーツ類の組込み、
ケーブル類の取り回しをしたが、その間、作業に困ってしまう場面は皆無だった。
これは、メンテの際にも大いに助かる点だろうと感じた。
長年使い続けるためにも、このケースの作業性の高さはありがたいものである。
-
購入金額
23,480円
-
購入日
2015年03月19日
-
購入場所
PCワンズ 通販
下小川さん
2015/06/06
CM690ですら自分の家にあったら最大級なのに…E-ATXを横置きできるとは本当にでけえ。
狭いケースだと配線や冷却に無理が出たりするけどこれだけ余裕あれば広々使えて結果的にパーツが長持ちしてくれそうですね!
ポン酢レッサさん
2015/06/06
だけど天面に12cmファンを最大8つ分置けるスペースがある点に惹かれて購入。
ファンを大量に搭載してガッツリ冷やせるので、置き場所さえ確保できれば
後はガシガシ思いのままに詰め込んでも大丈夫な優良物件でした。
daiyanさん
2015/06/06
ポン酢レッサさん
2015/06/06
退会したユーザーさん
2015/06/06
ポン酢レッサさん
2015/06/06