『現時点で明菜のボーカルを最大限に引き出せるもの』

というコンセプトでカバー曲に特化させた『歌姫』シリーズの第4弾。

今作は「ラブソング」をテーマに、1970年代後半から2000年の名曲が選曲されています。

明菜のカバー企画『歌姫』の第4弾で約5年振りの新作。

オリジナルアルバムではないのは寂しいところですが、こうして新作が出るだけで

昔からのファンである自分にはただただ、嬉しい。

昨年末の紅白から始まり、特番もあったりと今年は何かしら動きがあると思うので

注目しておかないといけないな、と思います。

TVでは昔から変わらないボソッとした喋り方とちょっと照れたような笑顔が良かった。

そして肝心の今作の出来は、すでに有名な楽曲を明菜がカバーして歌い上げる。

もう、それだけで十分。外れるわけがない。

少しアレンジが過ぎる気もするけれど、そこを含めて、しっかりと自分の歌のように取り込んで

歌い上げていて、やはり明菜は『歌姫』なんだなーと改めて実感する出来。

どの曲も、明菜がいい意味で楽な感じでしっとりと、ムーディに艶やかに歌い上げている

このアルバム、明菜のファンだけじゃなくて色々な人に聴いてもらいたいなー。

歌姫4 -My Eggs Benedict- 2015/01/28

01. スタンダード・ナンバー（南佳孝）
02. 真夜中のドア（松原みき）
03. Lovers Again（EXILE）
04. 長い間（Kiroro）
05. ハナミズキ（一青窈）
06. 愛のうた（倖田來未）
07. fragile（Every Little Thing）
08. 接吻（オリジナル・ラブ）
09. そして僕は途方に暮れる（大沢誉志幸）
10. やさしいキスをして（DREAMS COME TRUE）
11. 雪の華（中島美嘉）